青森~八戸が接近!「上北道」11月27日に全通 最後の8.3kmが延伸して下北半島も近く

上北道が全線開通を迎えます。これによりみちのく有料道路、上北道、第二みちのく有料道路、百石道路、八戸道がほぼ1本につながります。

七戸北ICまで8.3km延伸

 国土交通省東北地方整備局青森河川国道事務所は2022年10月27日、青森県内で建設を進めていた上北道が、11月27日に全線開通すると発表しました。

開通する天間林道路(上北道)の位置(画像:国土交通省東北地方整備局青森河川国道事務所)
開通する天間林道路(上北道)の位置(画像:国土交通省東北地方整備局青森河川国道事務所)

 上北道は、八戸道から続く第二みちのく道路と接続し、七戸町に至る全長約23.7kmの自動車専用道路です。

 これまで、起点の六戸JCTから七戸ICまでのおよそ3分の2にあたる15.5kmが開通しており、今回は残りの七戸IC~七戸北IC間8.3km(天間林道路)が開通します。

 なお、仮称だった「天間林(2)IC」は、今回の開通に先立ち「七戸北IC」に決定しています。

 上北道の全通により、みちのく有料道路、上北道、第二みちのく有料道路、百石道路、八戸道がほぼ1本につながり、青森市~八戸市間は、ほとんどの区間が有料道路と高速道路で結ばれることになります。

 東北地方整備局によると、これにより青森市~八戸市間の所要時間は92分まで短縮される見込みです。

 また、八戸市からだと下北縦貫道の現在の起点・野辺地ICも近くなり、下北半島方面へのアクセス性も向上します。

【画像】全通する上北道と、さらに北へ続く「下北縦貫道」の計画を見る(19枚)

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Writer: くるまのニュース編集部

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