日産の「ド派手仕様」カスタムトラックを展示!? 米SEMAショー2022で「フロンティア」カスタム車2台公開
日産は、2022年11月1日から4日まで米ラスベガスで開催される「SEMAショー2022」で「フロンティア」のカスタム車2台を展示すると発表しました。どのようなクルマなのでしょうか。
フロンティアを「ストリート仕様」と「オフロード仕様」にカスタム
日産は、米ラスベガスで2022年11月1日から4日まで開催される世界最大級のカスタマイズカーショー「2022 SEMA Show(以下SEMAショー2022)」に出展する内容を10月28日に発表しました。
そのなかで、2021年に発表された現行型「フロンティア」をカスタムした車両が2台展示されるといいます。
日産のミドルサイズピックアップ「フロンティア」の現行モデルは、2021年2月5日に北米で初公開。
3代目となった現行モデルのデザインは、日産の「ダットサントラック ハードボディ」をイメージしたデザインとなっています。
ボディサイズは全長5339mm(ロングホイールベースは5692mm)×全幅1897mm×全高1852mmで、北米のトラックではミドルサイズに分類されます。
パワートレインはすべてのグレードで3.8リッターV型6気筒エンジンと9速オートマチックを組み合わせ、駆動方式は4WDと2WDの両方が選択可能となっています。
今回、米ラスベガスで開催されるSEMAショー2022では、2台のフロンティアを展示。ストリートトラックスタイルとオフロードスタイルの2パターンのカスタムが施されています。
ストリートトラックスタイルのフロンティアは、コンテンツクリエイターでカーインフルエンサーのクリスティーナ・ロキ氏のプロジェクトによってカスタムされました。
車両はフロンティア「キング キャブ S」がベースで、ボディはブラックの車体に赤と白のカラーリングが施され、ワイドボディキットを装備することによりワイドなイメージに。また、ローダウンサスによって車高がかなり落とされています。
そのほか、マグナフロー製エキゾーストシステムや20インチの「Black Rhino Kaizen」ホイールなどが装着され、かつてピックアップトラックカスタムで流行した「ミニ トラッキン」スタイルを想起させるデザインだといいます。
オフロード向けにカスタムされた「NISMO オフロード フロンティア V8 コンセプト」は、カリフォルニア州でカスタムをおこなう「フォースバーグ・レーシング」チームによってカスタム。
エンジンはフロンティア標準のV型6気筒エンジンから、フルサイズピックアップの「タイタン」に搭載される5.6リッターV型8気筒エンジンに載せ替え。さらに、NISMO製のエアインテークとエキゾーストシステムも搭載しています。
サスペンションもタイタンのものが使用され、NISMO製のショックアブソーバーなども装備されており、車高が上げられています。
外装はタイタンの足回りを収めるためにワイドボディキットが装着されているほか、フロントバンパーはNISMOからオフロード用バンパーのプロトタイプ製品が提供されているといいます。
荷台部にはNISMO製のスペアホイール&タイヤキャリアのプロトタイプ製品、ルーフにはNISMOオフロードルーフラックを装備されるほか、NISMOオフロードLEDライティングも取り付けられており、オフロードの過酷な走行にも耐えられるイメージを持たせています。
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SEMAショー2022の日産ブースでは、2台のフロンティア以外にも、電動化された「サニートラック」や、レトロなスタイルを持つ「アリア」、2台のカスタム「フェアレディZ」などが展示されることとなっています。
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