登録車よりも経済的! 安さが魅力の「軽自動車」オーナーが語る“思わぬデメリット”とは?
軽は無理な割込みをされやすい!?
実際の軽自動車オーナーにメリットとデメリットを聞いてみました。皆さんメリットとして最初に話してくれるのは、やはり経済性について。
初めてのマイカーが軽自動車というKさん(20代・女性)も、車両価格や維持費の安さで軽自動車を選んだ1人です。
「免許取得後は父のクルマを借りたりしていたのですが、続けざまに車庫入れで3回もぶつけてしまって。
それ以来、父はクルマを貸してくれないし、そもそも私にはサイズ的に大きかったこともあり、小さくて維持費も安い軽自動車を選びました。
あまりほかのクルマについては詳しくないのですが、たまたま見かけたスズキ『アルトラパン』の中古車に一目惚れし、維持費はバイトで稼ぐ約束で購入しました。
見た目もかわいいのですが、バイトでも払える程度の維持費で済むので、時間があれば1人でドライブに行ってます」
経済性に優れる一方で、やはり軽自動車ならではのデメリットも多少感じる部分もあるといいます。
「実家のある埼玉から都内に向かうときに高速道路を利用するのですが、速い印象はありません。
また、気になるのがやたらと割り込みをされることです。私の運転が未熟なのもあるのですが、小さいクルマだから割り込んでも大丈夫と思われているのかもしれません」
輸入車好きのOさん(40代・男性)は、マイホーム購入に合わせてクルマをダウンサイジング。2ドアの輸入車クーペから軽ハイトワゴンに乗り換えたそうです。
「毎日乗るわけではないのでクルマを手放そうか悩みましたが、やはり大きいものを買うときや移動などでクルマがあると便利なので、ちゃんと使えて維持費も安いクルマをと考えました。
そして、実用性にも優れる軽自動車なかでも、現在のハイトワゴンの元祖でもあるスズキ『ワゴンR』に乗り換えました。年間の維持費はもちろん、タイヤなども小さいので安価で購入できるのは経済的に助かります」
経済的に優位な半面、ボディ剛性や安全性はやはり少し怖いのだそうです。
「タイヤも細いので接地面積が少ないせいか、ブレーキが思ったより止まらない感じがします。実際、それでフロントから壁に軽く追突してしまったこともありました。
さらに、そのまま放置していたらエアコンの効きが悪くなってしまって、修理に出したらエンジンルーム内のコンデンサーがラジエーターに接触していたみたいで、修理代も高額になってしまいました」(ワゴンRオーナー Oさん)
軽自動車はコンパクトなだけあって、クラッシャブルゾーンが少なく、エンジンルームはギッシリ詰まった状態です。
そのためフロントからの追突事故などでは、軽微なものでも補器類が押されてしまうことがあるようです。
また、Oさんが指摘するタイヤの細さだけでなく、トレッド(左右のタイヤの幅)も制限される関係で、路面の轍(わだち)にステアリングが取られやすい傾向もあるといいます。
コンパクトなボディは取り回ししやすいのが美点ですが、操縦安全性や直進性などには注意が必要です。
「それでも駐車場には入れやすいですし、ターボエンジンのおかげで市街地でのパワー不足はあまり感じません。
何より登録車と比べて、経済的負担だけでなく心理的なプレッシャーも軽いので、初心者だけでなく普段は短距離の移動が多い人は軽自動車で十分だと思います」(ワゴンRオーナー Oさん)
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軽自動車は、1名乗車ではこれといった不満もなく、むしろダウンサイジングにより公道での不安は減るケースのほうが多いようです。
昨今の不景気や物価高、ガソリン価格高騰を考えると、登録車から軽自動車への乗り換えがさらに進む可能性がありそうです。
ワゴンRオーナー Oさんっていう人大丈夫?
ブレーキが効かないんじゃなくて、スピード出しすぎでは?しかもぶつけたのにそのままって…
記事の中の漢字が間違ってるwww
タイヤの設置面積って…それ「接地」じゃね?
もの書きを生業としてごはんを食べているのなら、もう少し勉強しないといけませんね。
このたびはご指摘をいただき、誠にありがとうございます。
修正いたしました。
登録車って何?解らんわ!!
簡単に言うと普通車です。
陸運局で登録する車が登録車、軽自動車検査協会に届出る車が軽自動車。