やっぱり変? 全長5m超えのトヨタ新型「クラウンセダン」の車高を上げてみた! 「クロスオーバーでいいじゃん!」なCGはどんな感じになった?
トヨタの16代目となる新型「クラウン」には、「クロスオーバー」「スポーツ」「セダン」「エステート」といった異なるボディタイプが存在します。そのなかであえてクラウンセダンの車高を上げたレンダリングを製作してみました。
意味ある!? 新型クラウンセダンのリフトアップ…
2023年の発売が予定されているトヨタ新型「クラウンセダン」。
あえて車高を上げるカスタマイズの「リフトアップ」をしてみたらどのような見た目になるのでしょうか。あえてレンダリング画像を制作してみました。
クラウンといえば、1955年から現在まで60年以上もの長い歴史を誇る日本を代表する高級車です。
これまで15代の歴史を重ね2022年7月15日には16代目となる新型クラウンが世界初公開されました。
これまでセダンの代名詞的存在であったクラウンですが、昨今のセダン不況などをうけて、ラインナップの中心ではなくなってしまいました。
一方、「クラウンといえばセダン」という声は根強く、新型クラウンセダンの登場に対して安堵したユーザーも少なくないようです。
トヨタによれば「新たなフォーマル表現でショーファーニーズにも応える正統派セダン」として開発されており、これまでのクラウンのDNAを脈々と受け継ぐモデルとなっていることがうかがえます。
ボディサイズ(開発目標値)は、全長5030mm×全幅1890mm×全高1470mm、ホイールベース3000mm。
これは、トヨタ「センチュリー」にも並ぶ大きさで、これまでのクラウンに比べると、ひと回りほどボディサイズが拡大されています。
これまでの歴代クラウンでは、車高を下げる「シャコタン」といったカスタマイズをするユーザーが一定数存在しました。
その一方で、セダンをリフトアップして車高を上げるようなカスタマイズをおこなうユーザーはそれほど多くはありません。
しかし、新型クラウンクロスオーバーが第一弾として登場したことから、セダンのようでありながら車高が高いモデルという存在の価値が再定義されました。
そこで、今回は新型クラウンセダンをもとにリフトアップしたモデルのレンダリングを製作。
エアロパーツやホイールなどは純正のままに、足回りのカスタマイズによって、最低地上高をおよそ100mm上げることを想定しました。
しかし、製作したレンダリングを見てみると、やはりアンバランス感は否めません。
クルマのデザインは「ワイド&ロー」が理想的とされているなかで、もともとそれに近いシルエットを持つ新型クラウンセダンをあえてリフトアップするのは、ややナンセンスなようにも思います。
また「クラウンセダンをリフトアップするくらいならクラウンクロスオーバーでいいじゃん」という声も聞こえてきそうです。
やはり、新型クラウンセダンを購入してリフトアップをするのであれば、はじめから新型クラウンクロスオーバーを購入するのが得策といえそうです。
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単にリフトアップしただけであればなんとも微妙なクラウンセダンですが、エアロパーツなどを駆使してトータルでカスタムすれば、新たな境地が開拓される可能性は十分にあります。
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