「オービス…じゃない!?」 よく似た「Nシステム」何する機械? 双方を見分ける方法とは
これで確実!? 「Nシステム」と「固定式オービス」を見分ける方法は
そのほかにNシステムと固定式オービスを見分ける方法については大きく3つ挙げられます。

まず1つ目は、機械が発光するかどうかという点です。Nシステムは基本的に発光しませんが、固定式オービスはスピード違反の車両が通過する際に発光する仕組みになっています。
高速道路を運転中でもハッキリ分かるほどまぶしく発光するため、機械が発光した場合は固定式オービスであると考えられます。
2つ目は、警告看板の有無です。固定式オービスが設置されている区間の手前には「自動速度取締機設置路線」や「この先速度取締中」といった、オービスによる速度取り締まりを予告する警告看板が設置されています。
高速道路や国道などを運転する際には、警告看板が設置されていないかどうかよく確認しておくと良いでしょう。
3つ目は、赤色の回転灯が付いた箱のような装置の有無で見分ける方法です。
LHシステムと呼ばれる固定式オービスの場合は、カメラやストロボ装置の左側に赤色回転灯が付いたボックス型の装置が備え付けられているため、比較的見つけやすいといえるでしょう。
※ ※ ※
Nシステムと固定式オービスはどちらも高速道路や国道などに設置されていますが、その形状や警告看板の有無などで見分けることが可能です。
Nシステムに関しては日常生活をしていて特段影響することはありませんが、オービスはスピード違反取り締まりを行っているため日頃からスピードを出しすぎないように注意して運転しましょう。
Writer: 元警察官はる
2022年4月からウェブライターとして活動を開始。元警察官の経歴を活かし、ニュースで話題となっている交通事件や交通違反、運転免許制度に関する解説など、法律・安全分野の記事を中心に執筆しています。難しい法律や制度をやさしく伝え、読者にとって分かりやすい記事の執筆を心がけています。

















