385馬力の新型「スポーツクーペ」登場! ポルシェ「911カレラ」にスポーティモデル追加 1640万円から

ポルシェジャパンは2022年10月19日、新型ライトウェイトスポーツカー「911カレラT」の予約注文を開始しました。

スポーティ仕立てな911は伝統のある名を名乗る

 ポルシェジャパンは、RRスポーツカー「911」に新型モデル「911カレラT」を追加し同日に予約注文を開始したと2022年10月19日に発表しました。
 

走行性能面を強化し走りに特化した「911カレラT」
走行性能面を強化し走りに特化した「911カレラT」

 ポルシェ911は1963年の初代デビュー以降、スポーツカーの代名詞として存在しているクルマです。8代目となる通称「992」型は2018年にデビューしました。

 新型911カレラTは、ベースモデルの「911カレラ」と高性能モデル「911カレラS」の中間に位置するモデルです。

 911カレラTの「T」は「ツーリング」を意味し、スポーティな装備を備えたピュアなドライビングエクスペリエンスを提供するモデルだといいます。

 Tの名称は1968年に「ポルシェ911T」がレース向けにホモロゲーションを取得した際に用いられ、歴史あるモデル名となっています。

 その後、2017年には「991」型911で復活しました。以来、他の車種にも「ぜい肉をそぎ落とした特にスポーティなセットアップ」をコンセプトとして、Tの名称が用いられています。

 搭載されるエンジンは、911カレラと同様の最高出力385PS・最大トルク450Nmを発生する3リッター 水平対向6気筒ツインターボで、0-100km/h加速は4.5秒、最高速度は291km/hに達します。

 走行性能面は標準で7速マニュアルトランスミッションが搭載されますが、8速PDKも用意。LSD付きの「ポルシェトルクベクトリング(PTV)」が装備されるほか、遮音材とリアシートは省略され、10mm車高を落とした「PASMスポーツサスペンション」を装備することで、ピュアで爽快なドライビングプレジャーを目指しています。

 エクステリアは、ドアミラーの上下トリム、ドアロゴとリアロゴ、リアリッドグリルのトリムストリップなどは専用の「アゲートグレー」を採用。

 スポーツエグゾーストシステムのテールパイプは、ハイグロスブラック塗装となっています。

 インテリアは、4-wayスポーツシートプラスが標準装備。マットブラックの装飾トリムと、ハイグロスブラックの装飾インレイがインテリアを引き締めています。

 ボディカラーはスペシャルカラーとしてチョーク、ルビースターネオ、カーマインレッド、シャークブルー、パイソングリーンの5色を用意するほか、ソリッドカラーとメタリックカラーそれぞれ4色からも選択可能です。

 新型911カレラTの価格(消費税込)は1640万円。MT仕様とPDK仕様とも同価格で、左右どちらのハンドルも選択可能です。

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