全長6.7m超え! 大迫力「ギラギラグリル」の新型車登場! ゴリマッチョピックアップのGMC新型「シエラ」米でデビュー

GMCは2022年10月6日、ピックアップトラック「シエラ」の2024年モデルを発表。最上級モデルの「シエラ デナリ アルティメット」を新たに設定しました。

GMCのフルサイズピックアップに豪華モデルを設定

 米国ゼネラルモーターズグループで商用車とトラックを手掛けるGMCは2022年10月6日、ピックアップトラックの「シエラ」2024年モデルを発表しました。
 
 2023年の第一四半期にデリバリーを開始する予定です。

ギラッギラの大迫力グリル採用! GMC新型「シエラ」
ギラッギラの大迫力グリル採用! GMC新型「シエラ」

 GMCのクルマは日本での正規輸入はありませんが、並行輸入車として一部が日本にも輸入されています。

 GMCのメイン車種のひとつである「シエラ」はフルサイズピックアップトラック。現行モデルとなる5代目は2019年に登場。フォード「スーパーデューティー」やダッジ「ラム」、トヨタ「タンドラ」などがライバル車種となります。

 ボディサイズは全長6002mmから6776mm、全幅が2076mmから2457mmと大柄です。

 2024年モデルのラインナップは2500HDと3500HDの2タイプに分かれ、レギュラーキャブ、クルーキャブ、ダブルキャブと3種のキャブが選べます。

 3500HDの一部グレードでは後輪がダブルの仕様が選択可能。また、全モデルで二輪駆動と四輪駆動の両方を選ぶことができます。

 2024年モデルのエクステリアは、フロントバンパーやフロントグリルを一新。ホイールのデザインも新しいものとなり、インテリアも新色と新しいステッチを用意しています。

 また3500HDにはクロムメッキを多用した巨大なグリルが設定されており、先日報じられた、千葉県にある日本自動車大学校(通称NATS)が2023年1月のオートサロンに向け作成している「アルファードトラック」にも負けない豪華な印象となっています。

 エンジンは従来モデルよりも25%低速トルクを向上させた470馬力・最大トルク975lb-ftを発揮する6.6リッターV型8気筒ターボディーゼルエンジンと、6.6リッターV型8気筒ガソリンエンジンの2種類を設定しています。

 トランスミッションは従来の6速から10速へとアップグレードした新型のオートマチックトランスミッションを搭載し、効率の良いトルク伝達をおこなえます。

 安全装備も強化し、車両とトレーラーにそれぞれ取付けられたカメラにより、トレーラー周囲まで確認することができるトレーラービューや、重いトレーラーの牽引を考慮した新しいアダプティブクルーズコントロールなどを装備しています。

 また、今回シエラの高級グレード「デナリ」に「デナリ アルティメット」を新たに設定。最上級モデルとして内外装が全体的に豪華な仕様となっています。

 エクステリアは専用グリルと「ベイダー」クロームの専用エンブレムがあしらわれ、ハイグロスブラックの専用20インチアルミホイールを装着。北アメリカの最高峰デナリ山の地形をモチーフにしたフェンダーバッジなどが特徴となっています。

 インテリアはデナリ アルティメット専用の「アルパイン」アンバーインテリアとなっており、フルグレインレザーと濃い色味と独特のシボの入った「パルダオ」ウッドが高級感を演出。

 15インチのディスプレイやサンルーフが標準装備となっているほか、オプションとしてスエードのルーフライニングや12スピーカーのBose製サウンドシステム、マッサージ付きフロントシートを用意し、プレミアム性を高めています。

※ ※ ※

 シエラ2024年モデルの価格は生産開始間近に発表される予定です。

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