レクサス新「UX300e」2023年春発売! 電池“だけじゃない” 走り込みによりモーレツ進化!?
レクサスが2023年春頃に発売を予定している「UX300e」改良モデルですが、具体的にはどのような進化を遂げているのでしょうか。
「Toyota Technical Center Shimoyama」での走り込みも実施
レクサスは、ブランド初のEV市販モデル「UX300e」の改良モデルを2023年春頃に発売します。駆動用バッテリーをはじめ、さまざまな部分が進化したといいますが、どのような改良を受けたのでしょうか。
UXにはガソリン車(UX200)およびハイブリッド車(UX250h)も存在。こちらは先行して2022年7月7日に改良モデルが登場していますが、EV版となる「UX300e」も今回改良となりました。
改良モデルのUX300eは、電池容量が増大した新開発の電池パックを採用。総電力量は72.8kWhになり、一充電あたりの航続可能距離は450km(欧州WLTC値)を実現しました。電費性能は166.7Wh/kmと公表されています。
さらに、2019年4月にトヨタが新設したテストコース「Toyota Technical Center Shimoyama」(愛知県豊田市下山地区)での走り込みを実施。サイドドア、バックドア周辺のボディ開口部のスポット溶接打点を計20点追加し、ボディ剛性が向上しました。
リアに標準で装着された「パフォーマンスダンパー」、最適なEPSやアブソーバーなどのチューニングを施しているほか、床下の電池に遮音壁としての機能を持たせ、より快適な室内空間を実現します。
先進・快適装備として、大型化/高解像度化したタッチディスプレイを備える最新のマルチメディアシステムを採用。インストルメントパネルやコンソール周辺の形状やスイッチレイアウトを最適化し、充電用USBコネクタ(Type-C)をコンソール前方に2個新たに設定するなど使い勝手も改善されたほか、予防安全技術「Lexus Safety System +」は機能が拡充しています。
新型UX300eはEVとして、また高級SUVとしてもさらなる進化を遂げたといえるでしょう。
※ ※ ※
UX300eが世界初公開されたのは、2019年11月22日に中国でおこなわれた広州モーターショー2019です。その後、日本では2020年10月22日に発売。“version L”と“version C”の2グレードが設定されました。
それではここでクイズです。
2020年国内販売開始時におけるUX300eの駆動用バッテリー容量として正しいものは、次のうちどれでしょうか。
【1】35.5kWh
【2】42.2kWh
【3】50kWh
【4】54.4kWh
※ ※ ※
正解は【4】の54.4kWhです。
また、国内販売開始時の一充電あたりの航続可能距離は408km(WLTC値)とアナウンスされていました。
※クイズの出典元:カーデイズ
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