まもなく日産「新型ミニバン」登場か SNSで目撃情報多数も! 新型「セレナ」は何が変わるのか?
正式発売前に新型「セレナ」のデザインが「流出」した!?
10月12日、特許庁がWebサイトなどで公開する「特許情報プラットフォーム J-PlatPat」上へ、「意匠登録」されたふたつの「乗用自動車」が掲載されました。
これが発売前の新型セレナではないかと話題を呼んでいます。
意匠登録とは、意匠(デザイン)が真似されたりしないよう意匠権を出願するもので、一方で他社が「うっかり」模倣するリスクを避けるためにも、情報は「意匠公報」として開示されています。
乗用自動車を登録出願したのは日産です。
2台はいずれも箱型で、前後左右と上面、そして前斜め、後ろ斜めと、CGによる各7枚のイラストが載っています。
誰が見ても明らかにセレナ風ですが、意匠公報のため車名や型式をうかがわせる情報は何も掲示されていません。
新型セレナの発表に先駆け出願されたデザインとみて間違いないでしょう。
ディテール処理の違いで2種類があり、ノーマル仕様のセレナと、大型グリルやエアロパーツを装着したセレナ ハイウェイスターの次期モデルと思われます。
近年の日産車は「Vモーショングリル」と呼ばれる統一デザインテーマをもとにしたフロントグリル形状を与えていて、セレナもこれにのっとっていました。
この統一テーマも年々変化していて、2020年に発表された新型クロスオーバーEV「アリア」を境に、新世代のデザインに移行しています。
とくに2022年5月に発売を開始した軽EV「サクラ」や、10月10日に北米で発表された新型セダン車「ヴァーサ」2023年モデルでは、最新のデザイン処理が見られます。
それは黒を基調にした中央部の大きなグリル面の左右をVの字で囲むシルバー面が、スリット状に区切られていて、従来のVモーショングリルから進化した表現となっているのです。
登録された新型セレナ ハイウェイスター(と思われる意匠)も、同様の処理が施されていることがわかります。
ともあれ意匠公報がおこなわれたということは、新型セレナの正式発表も2022年中にはおこなわれるかもしれません。
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意匠公報で開示された新型セレナのCGイラストに対しても、SNSでは早くも多くの反響がみられます。
「これで確定か」「なかなかイイ」「かっけぇ」「シンプルなステップワゴンと派手なノア/ヴォクシーの中間くらい?」「楽しみだ」などと、おおむね肯定的なコメントが中心のようです。
いっぽうで「あまり変わってない」「窓の形状は現行型と一緒?」といった鋭い声も見られます。
いずれにせよ新型セレナは、登場が望まれている期待の1台といえるでしょう。
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