全国初「道路+新幹線の橋」22日開通! 福井の新九頭竜橋、国道8号の渋滞緩和に期待
九頭竜川に架かる鉄道道路併用橋の「新九頭竜橋」が、2022年10月22日に開通します。北陸新幹線と福井県道268号の橋が一体となっているこの橋は、新幹線と道路の併用橋としては全国で初めてです。
新幹線の開業に先立ち、県道が開通
福井市北部の九頭竜川に架かる「新九頭竜橋」が、2022年10月22日16時に開通を迎えます。
新九頭竜橋の特徴は、福井県道268号福井森田丸岡線と北陸新幹線の橋が一体的に造られた「鉄道道路併用橋」であることです。新幹線と道路の併用橋は全国で初めてといいます。
橋は、道路と線路が橋脚を共有しており、線路を挟むように道路が両側を通ります。
長さは、道路の上流側が416m、新幹線と道路の下流側が414m。道路は片側2車線で、歩道を含んだ幅は各11mです。
県道268号は、国道416号の福井市開発町を起点に北上し、九頭竜川を渡り坂井市に至る計画で整備が進行中。
今回は、このうち新九頭竜橋を含む約2.2kmが4車線(片側2車線)で開通します。
新九頭竜橋の開通により、1km上流の国道8号福井大橋の混雑緩和が期待されます。
なお、この新九頭竜橋を通る北陸新幹線の金沢~敦賀間は、2024年春に開業する予定です。
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