広がる「急速充電」ネットワーク! 「ポルシェ」「アウディ」両ブランドの急速充電器が相互利用可能に
ポルシェとアウディの日本法人が、両社の急速充電器を相互利用できるサービスを開始します。
ポルシェとアウディの両ブランドによる充電ネットワークの拡充をはかる
ポルシェジャパンとアウディジャパンは2022年10月13日、両ブランドの急速充電器をそれぞれのオーナーが相互利用できるサービス「プレミアム チャージング アライアンス」の運用を開始しました。
プレミアム チャージング アライアンスは、ポルシェとアウディがそれぞれ展開するディーラーネットワークや都市部の急速充電ネットワークを統合。
両ブランドそれぞれのバッテリーEVオーナーが、急速充電器を相互に利用できるようになります。
ポルシェは、日本国内のポルシェセンターとポルシェ・エクスペリエンスセンター東京(千葉県木更津市)に設置している急速充電器「ポルシェ ターボチャージャー」が利用可能。
そのほか、京王プラザホテル(東京都新宿区)、虎ノ門ヒルズ(同・港区)、ヒルトン名古屋(名古屋市中区)、ナゴヤセントラルガーデン(同・千種区)、LINKS UMEDA(大阪市北区)、あべのハルカス(同・阿倍野区)内に設置している急速充電器を含めると、8拠点14基がすでに稼働しています。
アウディは、急速充電器「アウディ ウルトラ チャージャー」の設置を全国のアウディディーラーで進めており、2022年末までに52拠点52基を整備する計画です。これにより充電器の数は両ブランド合わせて110拠点121基となります。
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ポルシェが販売しているEVは「タイカン」で、2019年9月4日に発表されています。
アウディはEV専用「e-tron」シリーズを展開。ベースとなるSUVの「e-tron」、フラッグシップの「e-tron GT」に加え、2022年1月17日にはコンパクトSUVの「Q4 e-tron」を発表しています。
充電器ネットワークが統合されて相互に利用できるようになると、対応する充電スポットを探す作業が減り、ユーザーにとっては大きなメリットです。また、EV普及の後押しにもなるとも考えられ、充電スポットのさらなる拡充が求められます。
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