新型「軽バン」各社から登場で「車中泊」派も大注目! お得なの!? 「4ナンバー軽商用車」のメリットとデメリットとは
主に配送などで使われてきた4ナンバー軽商用車(軽貨物車)の世界に、アウトドアレジャーなどの用途にも対応したニューモデルが続々と登場し、注目を集めています。そんな軽4ナンバーのメリットやデメリットについて紹介します。
最近の軽商用車は貨物用途だけではなく個人ユーザーの需要にも対応
軽乗用車が急速に普及し、いまや乗用車全体の4割近くを占めるようになりました。
そんななかで、4ナンバーの「軽貨物車(軽商用車)」に、5ナンバーの軽乗用車に近い性能や仕様を備えたニューモデルが増えたことで、いま注目を集めています。
それでは軽乗用車と軽商用車は、一体どこが異なるのでしょうか。税金面など、4ナンバー軽商用車のメリットやデメリットについて紹介します。

近年、4ナンバーの軽商用車カテゴリーに登場するニューモデルの数が増えてきています。
これらのニューモデルは、小口配送といった従来の商用・業務用途に加え、個人ユーザー向けの動くパーソナルスペースとしての人気も高まっているのが特徴です。
2018年7月に登場し、一定の支持を集めるホンダの軽商用車「N-VAN」に対抗する軽4ナンバー車として、2022年8月にスズキから「スペーシア ベース」が誕生しています。
2モデルともに軽乗用車のプラットフォームをベースに誕生しているところが特徴です。
またダイハツ「アトレー」は2021年12月、約17年ぶりのフルモデルチェンジを実施した際、それまでの5ナンバーワゴン車仕様から、4ナンバーの軽商用車へとシフトしました。
これら最新の軽商用車に共通するのは、広い空間を活かし、開発時から個人ユーザーのアウトドアレジャーや車中泊、移動オフィスなどに使用することが想定されている点です。
また軽乗用車同等の走行性能や快適性を得る工夫も随所に見られます。
規格サイズの上限が定まっている軽自動車なので、車体の寸法自体は非常にコンパクトで、小型乗用車などに比べ小回りは利きます。
それでいて、限られたサイズの中でも最大限の荷室空間を確保することで、多目的な用途に利用できるのが4ナンバー軽商用車の魅力といえます。
そんな軽商用車は、税金などの費用(維持費)が、5ナンバーの軽乗用車とは異なります。
その違いについて、順に紹介していきます。
























































