日産がエアロで武装!? 新型「Z GT4」2023年供給開始へ! 初公開された爆速ルックとは
日産とMMC(日産モータースポーツ&カスタマイズ)が公開した新型レース車両「Nissan Z GT4」は、どのような姿で登場したのでしょうか。2023年シーズンより車両が供給開始されます。
SEMAショー2022で詳細発表へ
2022年9月29日、日産とMMC(日産モータースポーツ&カスタマイズ)が新型レース車両「Nissan Z GT4」(以下、新型Z GT4)を公開しました。
フェアレディZ(海外名:Nissan Z)をベースにした、カスタマー向けレース車両だといいますが、どのような仕様で登場するのでしょうか。
フェアレディZは、歴代モデルにおいてモータースポーツシーンでも活躍してきており、例えば2022年シーズンのスーパーGT・GT500クラスにも4台が参戦しています(マシン名「Nissan Z GT500」)。
そんななか発表された新型Z GT4は、外観は、リアウイングをはじめとした各種エアロパーツの装着が装着されレース用マシンとして武装。ベース車の素性の良さを活かし、走行性能、安全性、耐久性、操作性が高次元でまとめられました。
2022年6月に開催された「富士24時間レース」にテスト参戦した車両(Nissan Z Racing Concept)をベースに改良を重ね、プロドライバーからジェントルマンドライバーまで、幅広いレベルのドライバーに向けて総合的なパフォーマンスが高められています。
開発にあたっては、「ベースの3リッターV型6気筒ツインターボエンジン(VR30DDTT型)エンジンの素性の良さを活かしたエンジンチューニング」「レース用に最適化したシャシとサスペンション」「レギュレーションの範囲内で最大限の性能向上を図った空力性能」「居住性、操作性を最適化したコクピット」といった点に焦点が合わせられました。
新型Z GT4は、11月1日から4日にアメリカで開催されるSEMAショー2022で詳細が発表され、車両供給の開始は2023年シーズンが予定されています。
GT4は、市販車をベースに開発したレース車両でおこなわれるレースのカテゴリーで、世界中の多くのスポーツカーメーカーが車両供給を担っていることから、今後の各車とのバトルに注目が集まります。
※ ※ ※
現行フェアレディZは、2022年1月に開催された東京オートサロン2022で日本仕様が初公開されました。型式は従来型の「Z34型」から「RZ34型」に変化しています。
搭載されるエンジンは、3.7リッターV型6気筒自然吸気エンジンから3リッターV型6気筒ツインターボエンジンに変更。トランスミッションは7速から9速に多段化されたATと、6速MTのいずれかが組み合わされます。
それではここでクイズです。
現行フェアレディZに搭載される3リッターV型6気筒ツインターボエンジン(VR30DDTT型)の最高出力値は、次のうちどれでしょうか。
【1】258kW
【2】278kW
【3】298kW
【4】318kW
※ ※ ※
正解は【3】の298kWです。
市販モデルにおける現行フェアレディZのエンジンスペックは、最高出力298kW(405馬力)/6400rpm・最大トルク475Nm/1600-5600rpmを発揮します。
コメント
本コメント欄は、記事に対して個々人の意見や考えを述べたり、ユーザー同士での健全な意見交換を目的としております。マナーや法令・プライバシーに配慮をしコメントするようにお願いいたします。 なお、不適切な内容や表現であると判断した投稿は削除する場合がございます。