544馬力の新型「“4ドア”スポーツカー」発表! 全長5.1mの流麗ボディ&「直6サウンド」も再現! 新エントリーモデルのメルセデスAMG「GT 53 4ドアクーペ」独国で登場

メルセデス・ベンツは2026年8月6日、メルセデスAMG新型「GT 53 4ドアクーペ」をドイツで発表しました。544馬力を発揮する新たなエントリーモデルは、どのようなクルマなのでしょうか。

544馬力の新たな“4ドアスポーツカー”登場

 メルセデス・ベンツの高性能ブランド、メルセデスAMGは2026年8月6日、新型「GT 53 4-Door Coupe(メルセデスAMG GT 53 4ドアクーペ)」をドイツで発表しました。

 GT 53 4ドアクーペは、先に発表された新世代GT 4ドアクーペのラインナップに加わる新たなエントリーモデルです。

 AMGらしい高い動力性能に加え、日常での使い勝手や長距離走行時の快適性も重視し、高性能と実用性を兼ね備えたグランドツアラーに仕上げられています。

 ボディサイズは全長5094mm×全幅1959mm×全高1411mm、ホイールベースは3040mm。従来型のGT 4ドアクーペと比べて全高を40mm低くし、より低く構えたスポーティなプロポーションを実現しています。

 エクステリアは、長く低いボンネットや大きく寝かされたフロントウインドウ、流れるようなファストバックスタイルを採用。4ドアモデルでありながら、スポーツカーらしい伸びやかなシルエットを形成しました。

最高出力544馬力・最大トルク800Nmを発揮する新型「“4ドア”スポーツカー」
最高出力544馬力・最大トルク800Nmを発揮する新型「“4ドア”スポーツカー」

 空力性能にもこだわり、Cd値は0.21を実現。リアには走行状況に応じて角度を変化させる「AEROKINETICS」アクティブリアスポイラーを標準装備しています。

 リアスポイラーは150km/hまでは格納され、それ以上の速度域では走行速度や加速度、運転状況に応じて角度を変化させ、空力バランスや走行安定性を最適化します。

 さらに、オプションで可動式のAEROKINETICSリアディフューザーも用意。高速走行時の空気抵抗を抑え、効率や航続距離の向上を図ります。

 パワートレインは、フロントとリアにそれぞれ永久磁石同期モーターを搭載する電動四輪駆動です。2基のモーターは最高出力544馬力、最大トルク800Nmを発揮し、四輪駆動システム「AMG Performance 4MATIC+」を組み合わせます。

 リアモーターには2速トランスミッションを採用。1速は力強い発進加速や市街地での効率を重視し、2速は高速域でのパフォーマンスや効率、航続距離、快適性を高める設定です。

 一方、フロントモーターは必要に応じて駆動力を加える“ブースト”用として機能し、低負荷時には切り離すことで効率を高めます。

 0-100km/h加速は3.9秒を実現し、1フット・ロールアウト方式では3.5秒。最高速度は230km/hで、オプションの「AMG Drivers Package」を装着すると250km/hまで引き上げられます。

 バッテリーは容量106kWhの800V高電圧タイプで、2660個の円筒形セルを採用。それぞれのセルを電気を通さないオイルで直接冷却するシステムにより、高負荷時でも安定した性能を発揮できるようにしています。

 WLTPモードの航続距離は682kmから809km。最大600kWのDC急速充電に対応し、10%から80%まで約11分で充電できるほか、10分間で最大534km分の航続距離を充電できるとしています。

 さらに特徴的なのが、内燃機関車のようなドライビング体験を演出する「AMGFORCE Sport+」です。 

 同モードでは、疑似的な変速による駆動力の変化に加え、かつてのメルセデスAMG「E 53クーペ」に搭載されていた3リッター直列6気筒エンジンを参考にしたサウンドを再現します。

 開発にあたっては、車内外16か所に設置したマイクを用いて実車のサウンドを測定。100回以上の測定を重ねることで直6エンジンの特徴的な音をデジタル化し、加速や負荷変化などに合わせて再生します。

 さらに、ステアリングのパドルによる疑似的なマニュアル変速にも対応するなど、電動モデルながら従来のAMGモデルを思わせる演出を取り入れました。

 足回りには、エアサスペンションと電子制御ダンパーを組み合わせた「AMG RIDE CONTROL」を採用。減衰特性は「Comfort」「Sport」「Sport+」の3段階から選択でき、長距離走行での快適性とスポーティな走りを両立しています。

 インテリアでは、メーターパネルとマルチメディアディスプレイを一体感のあるデザインで配置し、中央にはドライバー側へ向けた14インチディスプレイを装備。助手席用ディスプレイもオプションで用意されます。

 後席には独立したシートを採用するほか、透明と不透明を切り替えられる「SKY CONTROL」パノラマガラスルーフも設定。荷室容量は415リットルで、フロントにも41リットルの収納スペースを備えています。

 ドイツでは2026年8月13日より販売を開始する予定で、価格は11万5430ユーロ(約2107万円 ※2026年8月上旬時点)です。

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Writer: くるまのニュース編集部

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