2023年発売される新型SUVの原型は2019年に発表済だった!? コンセプトは「大胆!」 新型「クロストレック」と比較

歴代モデルの伝統を継承しつつ新型はより「大胆に」進化

 歴代XVは、5ドアハッチバックの「インプレッサスポーツ」をベースにしたコンパクトなクロスオーバーSUVという立ち位置を特徴としています。

 スバル車に共通するシンメトリカルAWD(四輪駆動)の性能はそのままに、最低地上高を高め悪路の走破性をさらに確保するとともに、外観ではクラッディングパネル(樹脂素材色の黒いパネル)をフェンダーや前後バンパーに配し個性を主張。インプレッサスポーツとの明確な差別化を図ってきました。

(上)スバル 新型「クロストレック」(2023年発売予定)/(下)「VIZIV ADRENALINE CONCEPT」(2019年のデザインコンセプトカー)
(上)スバル 新型「クロストレック」(2023年発売予定)/(下)「VIZIV ADRENALINE CONCEPT」(2019年のデザインコンセプトカー)

 こうした歴代モデルの伝統を踏まえつつも、3代目となる新型クロストレックでは、さらにクラッディングエリアを拡大し、フェンダーや前後バンパーの張り出しもより目立たせます。

 シャープなフロントグリルバーやLEDヘッドランプと組み合わせることで、アウトドアシーンに映えるアクティブさやワイルドさを強調したデザインとしているのです。

 インテリアには、2代目レヴォーグなどに採用される11.6インチの大画面センターインフォメーションディスプレイが採用され、先進性をアップしたほか、シート構造を見直し快適性も高めているといいます。

 メカニズム面では、現行XVで採用された新開発のスバルグローバルプラットフォームがさらに進化しています。

 こちらも2代目レヴォーグなどから採用が始まったフルインナーフレーム構造や構造用接着剤の適用拡大、サスペンション取り付け部の剛性向上など、各部の強化や最新の技術投入が図られました。

 また先進安全技術「アイサイト」のカメラ部も進化し、画角を拡大した左右2眼のステレオカメラに加え広角単眼カメラも加え、性能を大幅にアップさせているのも見どころとなっています。

 パワートレインは2リッター直噴エンジンとモーターを組み合わせた「e-BOXER」のみが採用され、ハイブリッド専用車となる模様です。

※ ※ ※

 2022年9月現在、新型クロストレックのみが先行発表されていますが、いずれ5ドアハッチバックのベーシック版、新型インプレッサスポーツも登場するようです。

 新型インプレッサ スポーツの新デザインも、大胆な進化ぶりにも期待がかかるところです。

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