宿泊からマッサージプール…自販機でふるさと納税も! “寄る価値あり”中日本のハイウェイオアシス3選

マッサージプールもSA直結

●プールもホテルも「城端SA」

 東海北陸道の城端SA(富山県南砺市)は上下集約型の施設です。砺波平野と飛騨高地の境目に位置しており、岐阜方面から来た人にとっては、長いトンネルがひたすら続く区間を抜けて景色がひらけた所にあります。

 そしてこの城端SAに隣接しているのが、桜ヶ池ハイウェイオアシスです。

 このなかにある「桜ヶ池クアガーデン」は、ホテル、レストラン、露天風呂や大浴場、サウナ、さらには温泉のジェット水流で全身をマッサージしてくれるプールまで完備。

 ドライブの途中に立ち寄って休憩するというよりは、しばらく滞在して日常生活の疲れやストレスをリセットできるほどの設備とサービスが用意されています。

 これらは宿泊と組み合わせられるほか、日帰りでも利用が可能です。

 このほか、初心者から上級者まで楽しめるクライミング施設や、みやげ・地元の農産物・軽食などを扱う店舗「ヨッテカーレ城端」も営業しています。

 ヨッテカーレ城端では、うなぎ蒲焼やほたるいかなど20種類近くのおむすびが人気といいます(おむすびの具は季節により変わります)。

伊勢湾岸道の刈谷ハイウェイオアシス(画像:写真AC)
伊勢湾岸道の刈谷ハイウェイオアシス(画像:写真AC)

●元祖にしてほぼ遊園地の「刈谷PA」

 ハイウェイオアシスの元祖として挙げられるのが、伊勢湾岸道の刈谷PA(愛知県刈谷市)に隣接する刈谷ハイウェイオアシスです。上下線のどちらからでも利用できます。

 高さ60mの観覧車や「天然温泉かきつばた」、野菜・魚介類が並ぶ産直市場、南知多名物のえびせんべいを扱う「えびせんべいの里」、フードコートなどを設置。ゴーカートやメリーゴーラウンド、大型複合遊具などもそろっており、さながら遊園地です。

 また、噴水やソファなどを備えたデラックストイレもあり、「住める…」「ずっと居てもいいくらいですね」など、SNSではその豪華さに驚く声が上がっています。

※ ※ ※

 このほか、東海環状道の美濃加茂SA(岐阜県美濃加茂市)に隣接するハイウェイオアシス(ぎふ清流里山公園)は、アドベンチャーパーク、ゴーカート、「里山の湯」、懐かしい小学校の木造2階建校舎などがあるほか、陶芸やオルゴールづくり、万華鏡作りが体験できる施設も整備されています。

 ハイウェイオアシスのメリットは、高速道路のICから出ることなく、SA・PAから直接利用できることです。食事やトイレ、買い物に加えて、いろいろなサービスやアクティビティを楽しめます。

 ドライブ旅行で気分転換に立ち寄るのはもちろん、ハイウェイオアシス自体を目的地にしてドライブとレジャーを楽しむのも良いかもしれません。

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Writer: くるまのニュース編集部

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