三菱ふそうが新型「eCanter」を発表! 小型ならではの都市内輸送の提案とは 欧州仕様をIAAでお披露目

2022年9月18日。欧州向け三菱ふそう新型「eCanter」が発表されました。先代はグローバルで450台が導入され、累計走行距離600万km以上に達成しています。日本のトラックが欧州地域の新たな課題にどう切り込むのかが注目されます。

三菱ふそう新型「eCanter」その万能性に欧州は釘付け!

 三菱ふそうトラック・バス株式会社は、9月18日に「IAA Transportation 2022」(ドイツ・ハノーバー)にてフルモデルチェンジした「eCanter」の欧州市場向け車両を発表しました。

一足先に日本でワールドプレミアとして発表されたばかりの新型「eCanter」
一足先に日本でワールドプレミアとして発表されたばかりの新型「eCanter」

 2022年9月7日に、ひと足先に日本でワールドプレミアとして発表されたばかりの新型「eCanter」は、都市が抱える騒音や排出ガス、CO2 低減の課題を解決する答えとして開発された量産型電気小型トラックです。

 排出ガスを一切出さない電気自動車である「eCanter」は、従来のディーゼル車と比較しても騒音や振動が少なく、都市での輸送や深夜早朝での輸送に最適というメリットを持ちます。

 2017年の初代発売以来、これまで日本をはじめ、米国、欧州、オーストラリア、ニュージーランドで約450台が販売され、現在ではグローバルでの累計走行距離は600万km以上に達し、次世代トラックとして世界の物流業界から高い注目を集めています。

 今回発表した新型「eCanter」の欧州市場向け車両の特長は、最大容量のバッテリー搭載車であれば、1回の充電で約200kmの走行が可能であり、長距離走行も対応したスペックを有していることです。

 また、現行の「eCanter」と同様に、AC充電とDC急速充電に対応し、効率的な運用が可能です。さらに、欧州仕様車には、衝突被害軽減ブレーキ「アクティブ・ブレーキ・アシスト5(ABA5)」に加え、被害軽減ブレーキ機能を有する巻き込み防止機能「アクティブ・サイドガード・アシスト1.0」を新規搭載しています。

 ラインナップは日本向けよりも14タイプ多い42タイプの豊富なバリエーションが用意されます。建設業を支援するレッカー車やダンプ、またリアクレーン車に対応できるなど、都市間輸送を始めとする様々な用途までカバーできる点は、EU諸国からも高い期待を集めています。

 三菱ふそうトラック・バス株式会社代表取締役CEOカール・デッペン氏は、「欧州13か国を含む世界中の顧客の5年間の運用データと経験を分析して開発しました。さらに、お客様が電動化に移行する際に必要なeモビリティソリューションも提供していきます。世界が待ち望んでいた『柔軟で多様なゼロエミッションの都市交通』に最適なアンサーを出す準備が整いました」とコメントしています。

新型「eCanter」は台湾、インドネシア、チリ、シンガポール、香港にも導入し市場を拡大する計画
新型「eCanter」は台湾、インドネシア、チリ、シンガポール、香港にも導入し市場を拡大する計画

 今後、数年間で、「eCanter」の新規市場である、台湾、インドネシア、チリ、シンガポール、香港にも導入する計画があるということで、これらの市場拡大計画は、三菱ふそうトラック・バス株式会社とダイムラー・トラックが今後数十年にわたって、EV、または水素を燃料とした燃料電池車両(FCV)に移行するのにあたって重要な戦略であることを意味しています。

 同社はダイムラー・トラックの重要な一員として、グループの目標である2039年までに欧州、日本及び北米地域の主要3市場で全ての新型車両をCO2ニュートラル(燃料タンクから走行時まで)化することを掲げています。
新型eCanterは、2022年第4四半期に欧州での販売開始を計画しており、量産開始は2023年を予定しています。日本、そして、欧州、南米、東南アジア地域の新たな輸送面における三菱ふそうの解答に、世界が注目しはじめています。

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