自衛隊も採用の“ガチ”なオフロード車も購入可能に! カワサキがタフ顔「4輪バギー」を大量投入! 220万から
カワサキモータースジャパンは2022年9月14日、オフロード四輪車「TERYX(テリックス)」と「MULE(ミュール)」の販売を開始すると発表しました。オフロード四輪車とは一体どのようなものなのでしょうか。
遊び向けの「TERYX」と実用向けの「MULE」の2タイプ 国内6店舗で販売
「KASAWAKI」ブランドのオートバイなどを販売するカワサキモータースジャパンは2022年9月14日、オフロード四輪車「TERYX(テリックス)」と「MULE(ミュール)」の合計4モデルを国内のオフロード四輪取扱店で販売開始すると発表しました。
「TERYX(テリックス)」は、林間などオフロードをパワフルに走破し、スポーツ走行などのレクリエーションで威力を発揮するRUV(レクリエーション・ユーティリティ・ビークル)シリーズです。
クルマのようなステアリングを持ち、2人掛けのシートが装備されるなど、「バギー」よりもクルマに近いタイプの「サイドバイサイド」と呼ばれるジャンルにあたります。
「TERYX KRX 1000」は森の中や岩場などを走破するトレイルアドベンチャーで乗車定員は2名。パワートレインは114馬力を発生させる1リッターの並列2気筒DOHCエンジンに、高出力・高回転に対応するCVTを搭載するハイスペックモデルです。
「TERYX4 S LE」は本格オフロードスポーツからレジャーまで、幅広いシーンで活躍する4シーターRUV。広いプラットホームでありながらも、重量配分を48:52としバランスを取ることで、スポーティなハンドリングを実現し、快適性と安全性も両立しています。
一方で「MULE(ミュール)」は実用性を追求した業務向けの車両。ベースモデルが自衛隊で使われているほか、国外では30年近くも販売されてきたモデルです。6人乗りの「MULE PRO-FXT EPS」と3人乗りの「MULE PRO-FX EPS」の2タイプのバリエーションがあります。
軽トラックよりもひと回りコンパクトな車体ながら、軽トラックよりも100キロ近く多い453kgの積載が可能な油圧傾斜機能付きの荷台(MULE PRO-FX EPSのみ)や格納可能な後席シートにより荷室を拡大できる機能(MULE PRO-FXT EPSのみ)など、農場や作業現場でのニーズに合わせたモデルとなっています。
価格(消費税込)は、TERYXシリーズが291万5000円から、MULEシリーズが220万円からとなっています。
取扱店は北海道2店舗、岩手県と宮城県、千葉県と大阪府に1店舗ずつの計6店舗で取扱をおこなっており、カワサキモータースジャパンでは取扱店の募集もおこなっています。
なお、TERYX、MULEは公道での走行はできないため、私有地での使用のみに限定されています。
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