5年ぶり全面刷新! 精悍顔SUV新型「クロストレック」世界初公開! 何が変わった? 車名変更&電動車のみ&国内初「3眼カメラ」採用!
ついに、新型クロストレック登場! 何が変わったのか?
そしていよいよ、3代目となる今次モデルは、日本での車名をこれまでのXVからクロストレックと変えてワールドプレミアをおこないました。
北米などでは以前からクロストレックと名乗っていましたので、全世界共通の名前になったわけです。
ボディサイズは全長4480×全幅1800×全高1550mm(ルーフレールなし)と、全長こそ15mm長くなっていますが、SUVらしい頼もしさで立体的なフェイスを演出しつつ、衝突安全に対応するための延長と考えられます。
エクステリアは、厚みを感じさせる高いフードを配置して逞しさを表現。さらにメッシュグリルやシャープなグリルバー、LEDヘッドライトで精悍なフロントマスクに仕立てられました。
またサイドのオーバーフェンダーや前後のクラッディングパネルも抑揚のついたデザインとなっていて、より躍動感溢れるデザインになっています。
インテリアは、インパネ中央に11.6インチのセンターインフォメーションディスプレイを配置。さらに4.2インチマルチインフォメーションディスプレイなど、レヴォーグやフォレスター、アウトバックなどと共通したものとなりましたが、クロストレックではデジタルマルチビューモニターが一部グレードで選択できます。
シートは、標準グレードにトリコット(シルバーステッチ)、上級グレードにファブリック(シルバーステッチ)を採用。さらにメーカー装着オプションとして本革も設定しました。
パッケージングは、先代同等のゆとりある室内空間を実現。ドライバーが最適なドライビングポジションを取れるだけではなく、乗員すべてが長距離でも疲れづらい設計となっているほか、荷室も先代同等となります。
エンジンは2.0リッターNA+e-BOXERのみになり全車AWDです。
先代のe-BOXERが107kW(145PS)/6000rpm、188N・m(20.0kgf・m)/4000rpmでした。同じユニットを持つフォレスターのAdvanceもほぼ同じ出力なので、新型クロストレックもこのあたりに落ち着くと思われます。
車体重量は先代XVが1550kgですが新型クロストレックは1540kgから1620kgと、若干重たくなっています。
少し重くなったのは、スバルグローバルプラットフォームの進化による操縦安定性と乗り心地が改善されたことや、ルーフパネルとブレースの間に快適性向上のため振動の吸収性が高く制振性に優れた高減衰マスチックを採用したこと、さらに2ピニオン電動パワーステアリング、電動ブレーキブースターを採用するなどし操縦安定性の向上が図られていることを鑑みれば、致し方ない部分だと思われます。
2ピニオン電動パワーステアリングの剛性の高さやステアリングフィールの向上はレヴォーグで体験していますが、その操縦安定性の高さは秀逸です。
電動ブレーキブースターはその採用により、プリクラッシュブレーキでの対応の速さ、アイサイトを使用した全車速追従機能付きクルーズコントロール使用時の素早い減速などに対応してくれます。
これは新型ステレオカメラユニットと国内スバル車初採用の広角単眼カメラを採用することで、よりカメラの見る範囲が広がったこと、およびそれによってプリクラッシュブレーキが対応できるシチュエーションを拡大することと連携しています。
いわゆる360度カメラとなったことで、車両周囲の安全性確保はもとより、悪路で車体直下の状態を確認することにも活用できるかもしれません。
アクティブユーザーにも安心して使えて、都心部の立ち振る舞いも絵になる新型クロストレック。
日本市場への導入は2023年以降となり、これを皮切りに順次世界各国市場にて導入予定です。
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