トヨタ新型「bZセダン」発表間近? 中国政府系ウェブサイトに登場!? bZシリーズ第2弾「bZ3」 3月には試作車も中国で目撃
中国政府系サイトからわかった情報とは
政府系サイトに届出されている情報を見ると、ボディサイズは全長4725mm×全幅1835 mm×全高1475mm、ホイールベースが2880mmとなっており、発見されたテスト車両記載のサイズと一致しています。
また、2022年3月に発見されたテスト車両は製造会社とブランドが「BYD」と記載されていたことから、市販モデルもBYDが製造するのではないかといわれていました。
ですが、今回明らかになった届出情報では製造が「一汽トヨタ(第一汽車との合弁会社)」、ブランドも「トヨタ」となっているため、トヨタが製造する電気自動車ということになります。
ただ、搭載されるバッテリーとモーターはBYDの子会社「弗迪」が製造することになっているので、駆動に関わる部分はBYDが大きく関与していることがわかります。
これ以外にも、ABS部品の製造会社はトヨタグループの一員である「アドヴィックス」と記載されています。

モーターの出力は135kWと180kWの2種類が届出されていることから、少なくとも出力の異なる2グレードが展開されるということでしょう。また、表記の仕方からは両方とも二輪駆動であることが確認できます。
装備に関してはムーンルーフやパノラミックビューモニターシステムなどを搭載していることが添付の画像より判明。
また、タイヤサイズは215/65R16と225/50R18と記載されており、グレードによって16インチと18インチのホイールが設定されることを意味していると推測できます。
正式な発表時期は依然として不明ですが、通常は新しいクルマの情報が工信部に掲載されると、発表は間近であることを意味します。
少なくとも2022年内には何らかの情報がトヨタより公式に発表されると思うので、引き続き注目していきたいと思います。
Writer: 中国車研究家 加藤ヒロト
下関生まれ、横浜在住。2017年に初めて訪中した際に中国車の面白さに感動、情報を集めるうちに自ら発信するようになる。現在は慶應義塾大学環境情報学部にて学ぶかたわら、雑誌やウェブへの寄稿のみならず、同人誌「中国自動車ガイドブック」も年2回ほど頒布する。愛車は98年式トヨタ カレン、86年式トヨタ カリーナED、そして並行輸入の13年式MG6 GT。





































