スバル5m級デカSUV 新「アセント」米で登場! 迫力グリル強調だけじゃない進化とは?
米国スバルが、2023年モデルの「アセント」の現地における価格を発表しました。デザインの変更も伴う改良だといいますが、どのような点が進化したのでしょうか。
「アイサイト・ドライバーアシストテクノロジー」を全車標準装備
米国スバルは、2022年8月11日(現地時間)にSUV「アセント」2023年モデルの価格を発表しました。アセントは、幅広いSUVラインナップを誇るスバルのなかでも唯一7人乗り/8人乗りが可能なモデルとして展開されていますが、改良されたアセントにはどのような特徴があるのでしょうか。
アセントは、スバルが2018年より米国など海外向けに販売している3列シートSUVで、市場によっては「エヴォルティス」としても販売されます。
ボディサイズは全長4999mm×全幅1930mm×全高1819mm、ホイールベースは2891mmです(いずれも北米仕様、2022年モデルの数値)。
今回、2023年モデルのアセントは、新たな安全技術や車載技術を搭載したほか、スタイリングを刷新しています。
予防安全装備として「アイサイト・ドライバーアシストテクノロジー」を全車標準装備。
このシステムは、広視野化、制御ソフトウエアの更新などが含まれるほか、アイサイトのステレオカメラと連動する「ワイドアングルモノカメラ」も新搭載。
さらに時速50マイル(時速約80キロ)以下の走行時に衝突を回避するためのステアリング操作支援機能「オートエマチックエマージェンシーステアリング」が追加されています。
そのほかには、新装備として11.6インチの「スバル・スターリンク・マルチメディアプラス」を全車標準装備。
マルチメディア機能やAWD技術X-MODEなど、さまざまな設定を高精細なタッチスクリーンでおこなうことが可能です。
エクステリアは、より存在感を増したフロントグリル、新デザインのLED式ヘッドライト・フロントバンパーカバーを採用することで新たな顔つきを手に入れました。またテールランプの形状はC型を採用しています。
2023年モデルのアセントは、3万3895ドルから4万8195ドル(約452万円から約643万円)に設定されます。
※ ※ ※
アセントは日本に正規導入されていないものの、スバルはほかにもさまざまなSUVをラインナップします。
例えば、日本におけるSUVフラッグシップモデルとしては「アウトバック」が存在。ほかにも、スバルの主力SUV「フォレスター」や、末っ子となる「XV」があります。
さらに、2022年にはトヨタと共同開発されたBEV(バッテリーEV)のSUVとして「ソルテラ」も登場しました。
AWD技術に定評のあるスバルだけあり、SUVのラインナップも充実しているといえるでしょう。
それではここでクイズです
フォレスター、そしてXVの前身ともいえるクロスオーバーモデルとして、1995年に当時の「インプレッサ スポーツワゴン」(初代)をベースに、RV風に仕立てられた仕様が存在しました。その車種の名前とは、いったい何でしょうか。
【1】インプレッサ サブランカ
【2】インプレッサ グラベルEX
【3】インプレッサ リミックス
【4】インプレッサ クロスオーバー
※ ※ ※
正解は【2】の「インプレッサ グラベルEX」です。
インプレッサ グラベルEXは、高性能モデル「インプレッサ スポーツワゴンWRX」をベースに、最低地上高を185mmまでアップさせたほか、フロントにはグリルガード、リアには外付けスペアタイヤを装着するなど、SUVチックな外観で登場。
販売期間自体は1年ほどと短命に終わったものの、インプレッサのシャシをベースに開発された初代フォレスター(1997年発売)や、インプレッサ グラベルEXの再来ともいえる「インプレッサ XV」(2010年登場、XVの前身モデル)に共通点を見出すことができるでしょう。
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