突然の「運転中の眠気」どう対処する? 「あくび」が要注意! なぜ高速道路で眠くなる? 特有の理由とは
高速道路走行中の居眠り運転…「あくび」が出たら要注意! 対策方法はある?
では、具体的な対策方法にはどのようなものがあるのでしょうか。前出のNEXCO東日本の担当者は以下のように話します。
「高速道路上での睡魔対策として、まず心がけていただきたいのは“2時間に1回は休憩を取る”といったこまめな休憩です。
また、そういった休憩中に腕を伸ばしたり、背伸びしたりといった体操で、疲れたお身体を動かしてあげるのも対策方法のひとつです。
いずれも『あくび』が出たら危険信号であるため、早めの対策を心がけていただくことが何よりも大切です」
高速道路には、休憩施設であるSA/PAが設置されており、駐車をして仮眠も可能です。
また、施設内にはストレッチができるベンチや鉄棒、横になれるソファー、仮眠スペースなどが用意されていることもあり、眠気を感じたら積極的に活用するのが良いかもしれません。
さらに前出の担当者は、居眠り運転には「カフェイン摂取と短時間睡眠」の組み合わせが眠気解消に効果的であるといいます。
カフェインの睡眠抑制効果は、約10分から20分程度で発現されるとされており、カフェイン摂取後の短期間を睡眠に当てることで、眠気抑制に繋がるといいます。
ちなみに、カフェイン摂取後の睡眠抑制効果は、約2時間ほど持続するとされているため、「2時間に1回」は適度な休憩を取るのが理想といえそうです。
そのほかにも、高速道路催眠現象による居眠り事故防止のため、高速道路上にはさまざまな工夫が施されています。
本線上の路肩の白線には、厚みの違う塗装を交互に配置し、凹凸が付けられているだけではなく、白線の外側のアスファルト舗装には、「ランブルストリップス」と呼ばれる進行方向に対して垂直に掘られた溝も用意されています。
もしクルマが乗り上げた場合には、「ブーン」という振動と音を発し、車線をはみ出していることをドライバーに警告するような仕組みになっています。
また「高輝度レーンマーク」という照明やヘッドライトの光に反射する塗料を使った視覚的にドライバ―に注意を促す車線も存在。リブ(突起)が付けられたタイプもあり、あわせて振動や音でドライバーに注意を促します。
そのほかにも、下り坂やカーブなどでは、路面に一定間隔で、道路を横切るように数本の薄い舗装(薄層舗装)が施されている道路があります。
これもリズミカルな振動や音でドライバーに注意を促し、居眠り事故の防止に役立っています。
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高速道路での眠気は、道路の構造はもちろん、自身の健康状態や睡眠不足も大きく関係しています。
長時間のドライブに出かける人は、事前に十分な睡眠時間を確保し、良質な睡眠を心がけることも対策のひとつといえそうです。
誤:「ある程度定まった速度で走行するため、頻繁にアクセルやブレーキの操作をおこなうことや、景色も単調であることが多いです。」
正:「ある程度定まった速度で走行するため、頻繁にアクセルやブレーキの操作をおこなうことが少なく、景色も単調であることが多いです。」
あと「画像あり」としながら視認性が悪い画像を添付しないほうが。
誰しも興味を持つ問題なのにもっと上手に書けないですか?
このたびはご指摘をいただき、誠にありがとうございます。
修正いたしました。