GR86&SUBARU BRZの挑戦を振り返る!? 次に繋げる熱き戦いは「勝つだけじゃない大変さ」もあった!? S耐「苦労話」とは

第2戦の富士24時間レースはどうだった?

 第2戦の富士24時間レースも、本当に24時間走り切ることができるのか。両チームとも不安要素があったといいます。

 GR藤原氏は「開幕戦が終わってからの時間で、24時間走れるクルマにしなくてはならないという苦労がありました。実際にはトランスミッションが壊れてしまったので走り切ったという感じはあまりないです」と語っています。

 大嶋選手も「できたばかりの車で24時間は無理だろうと思っていましたが、やっぱり無理でしたね。当初のテストではトランスミッションが1時間ももたないときもありましたから」と厳しめだが冷静なコメント。

 蒲生選手は「楽しかったです(笑)トラブルもありましたけど、ちゃんと完走もできましたから、今後に繋がったと思います」と蒲生選手らしさの感想を述べていました。

両チームのメンバーが開幕戦・鈴鹿から第3戦・菅生までを振り返った
両チームのメンバーが開幕戦・鈴鹿から第3戦・菅生までを振り返った

 一方スバルの本井監督は「スバルとしては珍しく燃費で勝つという戦略をたてて、一時は計算通りにもいきましたが、こちらもトランスミッショントラブルが出て、トヨタさんに勝つには勝ちましたけど、全然嬉しくなかったです」と勝ったけれども問題も多くあったという感じだったといいます。

 井口選手も「勝った感じは全くしなかったです。GR86と何回も一緒に走りましたけど、全然こちらが足りてない感じでした。リザルト的には前でしたけど、全然嬉しくなくて複雑な感じでした」と語りました。

 また山内選手は「勝ったという気持ちはなかった。ただ富士が終わってから車の進展の幅を大きくして欲しいというリクエストを出していたのが、菅生になって大きく変わったので、エンジニアの中でもっとこうしなくてはいけない。という意識が変わったことの方が嬉しかったです」と、富士24時間の結果よりも次に繋がったことのほうが嬉しかったようです。

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