2022年7月9日、TOYOTA GAZOO Racing（以下TGR）とJALは「但馬コウノトリ空港」（兵庫県）にて、コラボレーションイベントを開催しました。

　このイベントは「日本の地域とモータースポーツを盛り上げる」というテーマのもとおこなわれる第一弾となります。

　当日は、コウノトリ但馬空港にて「JAL×TGR FLY&RIDE OUTDOOR FESTIVAL」を実施。

　TGRは「GRヤリス」の同乗走行とWRC（世界ラリー選手権）に参戦している「ヤリスWRC」のデモランをおこないました。

　同乗走行では、じゃんけん大会で勝ち残った6名が順番に同乗し、スーパーGTに参戦する関口雄飛選手と阪口晴南選手によるプロの運転を体感。滑走路に水を撒いておこなわれ、白と黒のボディカラーをまとった2台のGRヤリスが水しぶきを上げて迫力のある走りを披露しています。

　参加者は緊張した様子でしたが「プロの技を真横で見ることが出来て素敵な経験になりました」、「スピードを体感できて楽しかった」、「広い敷地を走行することが出来て気持ち良かった」と貴重な体験に満足した様子が伺えました。

　また、ヤリスWRCのデモランは、ドライバーが登場しエンジンがかかると参加者からは大きな拍手と共に今日イチの歓声が上げて、普段間近で見ることの出来ない迫力のある走りを堪能していました。

　一方の、JALは「JAL機(JAC／ATR機)体験」では、コックピットに入ることができ参加者から「こんなにスイッチがあるんだ」「本物だ」と普段立ち入ることのできないスペースに興奮した様子。

　客室乗務員のアナウンス体験もおこなわれ、緊張しながらも機内アナウンスに挑戦する子供は「楽しかった!」と笑顔を見せていました。

　格納庫でおこなわれた「キャビンアテンダント体験」では、客室乗務員が機内アナウンスの練習やお客へのお食事・ドリンク提供のレクチャーなどを実施。実際の仕事内容を体験することができ、参加者も嬉しそうな様子です。

　実際に参加した人は「夫婦で乗り物が好きなのでこのイベントを見つけてすぐに応募をしました。GRヤリスの回転走行に同乗出来たのが一生の思い出になりました」、「息子が車が大好きで今回イベントに参加しました。GRヤリスに乗って滑走路を走れるなんて夢みたいでした。飛行機と大好きな車のコラボイベントは最高でした」といった声が出ていました。

　あまり例のない滑走路でのデモランや実機乗り込みの体験により、子供から大人まで愉しめイベントとなったようです。