なぜ日本人はハイブリッド車を欲しがる? 価格が高くても元取れる? HVが人気を集める理由とは
ガソリン高騰でハイブリッド車を選ぶ価値が上がる!?
昨今のガソリン価格高騰によって、ハイブリッド車を取り巻く状況が少し変わってきているようです。
前出とは別の新車販売店のスタッフは、「最近はガソリンが高くなったことで低燃費なクルマが求められており、燃料代の安さや給油回数を減らせることからハイブリッド車が注目されています」といいます。
世界的な原油価格高騰やウクライナ情勢などの影響でレギュラーガソリンでも170円/L以上となっている地域もありますが、このようにガソリン価格が高くなると燃費の良いハイブリッド車のメリットが際立ち、ガソリン車との車両価格の差額も以前よりも早く取り戻せることになります。
また、これほどハイブリッド車の普及が進んだいまでは、ガソリン車との車両価格の差も縮まる傾向にあるほか、残価設定ローンでもガソリン車よりもハイブリッド車は残価率が高く設定されるなど、ハイブリッド車を選ぶ価値が高まっているようです。
購入してから実際に使用し、手放すときまでをトータルで考えると、現時点ではガソリン車よりもハイブリッド車のほうがコスパに優れているといえそうです。
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2022年は電気自動車(EV)が多く登場しており、日産「アリア」やトヨタ「bZ4X」、スバル「ソルテラ」といった登録車(普通車)に加え、日産「サクラ」、三菱「eKクロス EV」といった軽自動車にまでEV化が及んでいます。
欧州や中国などではEVのシェアが高まっていますが、充電器の数や充電時間の長さといった課題もあり、日本でEVが普及するのにはもうしばらく時間がかかりそうです。
やはり日本では、ハイブリッド人気がしばらく続くことになるのではないでしょうか。
ハイブリッドカーで元を取るという考えがもう古いんだよ。