「自転車でフラッと!」新車ディーラーにチャリで訪問はアリ!? 気を付けたい「態度」とは
下取り車がある場合は、多少古くても乗っていくのが吉!
初めて訪れるお店ではつい「売りつけられるのでは」などと考え、身構えてしまいがちですが、どのようなことに気を付ければよいのでしょうか。Aさんはこう話します。
「大事なことは、意思表示をハッキリすることです」
確かに、どのようなことを求めているのかがわからなければ、営業スタッフも対応のしようがありません。
「〇〇のカタログがほしい」「〇〇の試乗をしたい」「見積もりが欲しい」「いつまでに乗り換えを考えている」など、目的をハッキリ伝えましょう。
応対してくれる営業スタッフとは、なにを話せばいいのでしょうか。
Aさんは「営業スタッフからの質問にはあいまいに話さず、しっかり答えることも大切です」と会話のポイントについて教えてくれました。
相手はクルマのプロです。お客の要望を聞き出し、最適な答えを導きだそうと努力してくれます。
「声掛けを無視などしてしまえば、営業スタッフも人の子なので、どうしても印象が悪くなります。せっかく行ったのだから、疑問はすべて解決するくらいのつもりで、聞きたいことがあるならこちらからもどんどん質問しましょう。」
自転車でフラッと訪れるのはまったく構わないと最初にお伝えしました。
しかし下取り車がある場合は、多少古くても乗っていくことをお勧めします。
査定をすれば、新車の見積り書に下取り価格も反映できます。例え数万円の下取りでも、それらをプラスマイナスした総支払い額がわかります。
見積りの内容が詳細なものになれば、ローンを組んだ場合の月々の支払額など、より具体的な検討に進みやすくなります。
担当営業も客の本気度を伝えながら、社内にも値引き額の交渉をしやすくなる好循環がうまれます。
こうしてお互いに踏み込んだ商談ができるようになるのです。
クルマの購入は洋服や家電とは異なり、その場限りでは終わりません。
書類のやりとりや、納車のこと、乗り始めてからの車検や点検などのメンテナンスで、この先何年間も継続した付き合いをしていきます。
ですから、関わっていくのは担当営業だけではありません。担当営業の人柄だけでなくサービススタッフなど、他のスタッフの印象も見てみてください。
見積もり額も大事ですが、トータルで気に入るお店を見つけましょう。
Aさんはこういいます。
「まずは新車ディーラーに行ってみてください。入ってみるときっと、イメージが変わります。
どんなに優れたクルマを販売していても、最終的にクルマの購入には、人とのつながりや相性が大きな決め手になります。
まずは行ってみないと始まりません。新車購入からの長いお付き合いのスタートの第一歩を踏み出してみましょう。」
『敷居が高い』という表現は間違っています。
文章を公表する人は一度しっかり確認しましょう。
正しくは「ハードルが高い」などです。