ホンキ仕様の新型「インテグラ」登場!? 米の公道競技にカスタム車が出走 初代オマージュして雲の上へ
ホンダの北米部門は2022年6月14日、アメリカの伝統的モータースポーツ競技「パイクスピーク」に、2022年6月発売の新型車「アキュラ インテグラ」など5台を出走させると発表しました。
レースに参戦した初代インテグラのカラーをオマージュ
ホンダが海外で展開する高級車ブランドのアキュラ(米国部門)は、2022年6月26日に開催される公道レース「第100回 パイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライム」(以下、パイクスピーク)に新型「インテグラ」を含む5台を出走させると明らかにしました。
新型インテグラは2022年6月に米国で発売されたばかりのモデルですが、どのような仕様で投入されるのでしょうか。
今回新型インテグラはパイクスピークのエキシビションクラスに出走します。
参戦車両は1.5リッターターボエンジンと6速MTの仕様をベースに、HPD(ホンダパフォーマンスディベロップメント)製のブレーキやサスペンション、ディファレンシャルギアなどの競技用パーツを装着。
さらに軽量18インチHREホイールとピレリ製レーシングスリックタイヤを装着し、激しい走行に備えています。
ボディカラーは、レッド・グレー・ホワイトの3色で塗装されますが、これはアキュラが米国のモータースポーツ「IMSAチャンピオンシップ」で1987年・1988年に参戦した際、優勝した初代インテグラがこのカラーだったことに由来するということです。
パイクスピークは、標高2860mのスタート地点から標高4300mのゴール地点まで駆け上がるヒルクライム競技で、別名「雲へ向かうレース」(Race to the Clouds)とも呼ばれます。
アキュラは、今回このレースに「TLX Type S」2台、「NSX Type S」2台(うち1台はオフィシャルペースカー)も出走させるということです。
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5ドアハッチバックとして2022年6月に現地で名前が復活した新型インテグラ。
市販モデルは、ボディサイズが全長4720mm×全幅1830mm×全高1410mmで、1.5リッターターボエンジンを搭載。トランスミッションは6速MTもしくはCVTが組み合わされます。
それではここで、アキュラブランドのインテグラに関するクイズです。
インテグラは、1980年代後半に誕生した初代から2000年初頭まで販売された3代目まで、日本では「ホンダ・インテグラ」、米国では「アキュラ・インテグラ」として販売されましたが、4代目に関して米国のアキュラブランドでは別の名前で販売さていました。
その名前とは、いったい何でしょうか。
【1】MDX
【2】TSX
【3】RSX
【4】RL
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正解は【3】の「RSX」です。
RSXは、プロトタイプ(コンセプト名:RS-X)が2021年1月の北米国際自動車ショーで発表され、その後市販モデルが同年4月のニューヨーク国際自動車ショーで登場しました。
RSXとしては一代のみで消滅しています。
5ドアは手抜き
出来損ないの5ドアハッチなんぞにインテグラを名乗る資格はない