なかなか減らない… 自転車の「傘差し運転」車側はリスクだらけ!? 運転時どう気をつけたらイイ?
傘差し運転の自転車とクルマがぶつかったらどうなる?
傘差し運転は禁止されているものの、なくならないのが実情です。
もし、そんな傘差し運転の自転車と走行中のクルマがぶつかった場合、どういった過失割合になるのでしょうか。またクルマにぶつかってはいないものの、自転車側がよろけて転んでしまったケースなどはどうなるのでしょうか。

これについて、前出の担当者は以下のように話します。
「過失割合は、双方の走行状況や道路状況など、事故発生時の様々な状況によって判断されます。
傘差し運転についてもあくまでその中のひとつの要素として考慮されることになりますが、一般的には5%から10%程度、自転車側の過失が大きくなる要素として考えられています。
なお、ぶつかっていない場合でも、接触を回避するためなどで原因が自動車側の走行にあるのであれば、自動車側に相応の過失責任が生じます」
自転車側の過失が加わるとはいえ、クルマ側の過失割合は自転車側に比べて高くなるため、大きな事故につながらないようクルマ側は十分な注意が必要といえます。
また、自転車側は、風雨が強い日はバスや鉄道などの公共交通機関の利用を検討するなど、安全な移動を心がけると良いでしょう。
Writer: くるまのニュース編集部
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