まさかの2シーター!! トヨタ新型「GRカローラ」の本気仕様「モリゾウエディション」今冬に台数限定で発売

TOYOTA GAZOO Racingが「GRカローラ モリゾウエディション」を世界初公開。同時発表の「GRカローラ RZ」から乗車定員を減らして軽量化を図り、最大トルクも強化したモデルですが、ほかにどのような特徴があるのでしょうか。

「野性味」を追求したモリゾウエディション

 TOYOTA GAZOO Racing(TGR)は2022年6月1日、「GRカローラ モリゾウエディション」を世界初公開しました。

トヨタ「GRカローラ モリゾウエディション」
トヨタ「GRカローラ モリゾウエディション」

 GRカローラ モリゾウエディションは、マスタードライバーのモリゾウ(トヨタの豊田章男社長)が自ら試作車のハンドルを握り、こだわりを持って作り込んだ「お客さまを魅了する野性味」を追求したグレードといいます。

 今回、新型「GRカローラ」の日本仕様グレードである「GRカローラ RZ」とともに、米国でも同時に発表されました。

 徹底した軽量化、エンジンのトルクアップ・トランスミッションのギア比最適化による動力性能向上、モノチューブアブソーバー・ハイパフォーマンスタイヤの採用によるコーナリング性能の向上により「気持ちが昂(たかぶ)り、ずっと走らせていたくなる走りの味」を実現したということです。

 ボディサイズは全長4410mm×全幅1850mm×全高1475mm、ホールベースは2640mm。

 最高出力304馬力を発揮する1.6リッター直列3気筒ターボエンジンを搭載し、トランスミッションはiMT(6速MT)、駆動方式はスポーツ4WDシステム「GR-FOUR」が組み合わされます。

 GRカローラ RZとの違いとしては、リアシートを撤去し乗車定員を2人としたことで、約30kg軽量化。最大トルクは30Nm増の400Nmとしたほか、中回転域のトルクを高めることで加速性能を向上させています。

 ディファレンシャルギアのローギアード化と、1速から3速のクロスギアレシオ化により、動力性能の向上と、気持ちの良いギアのつながりを実現。

 構造用接着剤を3.3m追加で塗布し、ボディ補強ブレースを追加することで、ボディ剛性をさらに強化させています。

 内装はしっかりと体をホールドする専用セミバケットシートを採用。内装パーツへの鋳物ブラック塗装やウルトラスエード表皮のステアリング・コンソールを採用し、スポーティかつ上質な雰囲気としています。

 外観は専用ボディカラーの「マットスティール」を設定し、フロントウインドウにはモリゾウサインが。さらに足元は、10mm拡幅したハイグリップタイヤを装備しています。

 GRカローラ モリゾウエディションは、2022年秋頃から予約抽選の受付を開始し、冬頃から台数限定で発売される予定です。

トヨタ・カローラ のカタログ情報を見る

【画像】後部席の“跡地”はどうなった? 2シーターの「GRカローラ モリゾウエディション」を画像で見る(50枚)

意外と多い救急車のヒヤリハット! その原因とは?

画像ギャラリー

【NEW】自動車カタログでスペック情報を見る!

新車不足で人気沸騰! 欲しい車を中古車でさがす

最新記事

コメント

本コメント欄は、記事に対して個々人の意見や考えを述べたり、ユーザー同士での健全な意見交換を目的としております。マナーや法令・プライバシーに配慮をしコメントするようにお願いいたします。 なお、不適切な内容や表現であると判断した投稿は削除する場合がございます。

メーカーからクルマをさがす

国産自動車メーカー

輸入自動車メーカー