白くピカッ! 半固定式オービスが光る瞬間を初確認!! 大阪に続き3県でいよいよ本格始動
大阪に続き茨城・長野・熊本でも、半固定式オービスの本格運用がスタート。早速、茨城の現地へ行き、稼働状況を調べるとともにカメラの光る瞬間を捉えました。
移動式でも固定式でもない「半固定式」オービスとは
半固定式オービスの本格運用が、大阪に続き茨城・長野・熊本でもついに始まりました。2022年3月に、熊本と茨城で準備が進んでいると報じましたが、これらの運用が始まったようです。
移動式でも固定式でもない「半固定式オービス」は、2021年4月に大阪の阪神高速で運用が始まった新型のオービスです。1台のカメラ本体に対し、本体をセットするためのコンクリート製土台部分のみの拠点が数か所に用意されています。
本体は各拠点をランダムに移動するため、ドライバーは拠点が設置されている全ての箇所で速度を意識するようになり、結果的に広域での速度抑制につながります。
全国の「半固定式オービス」の拠点とカメラ設置場所を一挙公開!
現在、オービスガイドが把握している半固定式オービスのコンクリート製台座拠点は、各府県とも高速道路上に3か所あります。
全国の半固定式オービスを設置できる拠点は、2022年5月現在で下記の12か所です。そして5月26日の時点で★印の場所に本体の設置があるとオービスガイドやSNS上に情報がありました。
【大阪府】
〇拠点1:阪神高速神戸線東行き 大和田出口を通過後 4.6kp(キロポスト)
〇拠点2:阪神高速1号環状線外回り 夕陽丘出口を通過後 7.7kp
★拠点3:阪神高速池田線南行き 豊中南出口の500m手前 10.3kp
【熊本県】
〇拠点1:九州道上り 植木IC~菊水IC間 149.6kp
〇拠点2:九州道下り 植木IC~北熊本SA間 161.4kp
★拠点3:九州道下り 宮原SA~八代IC間 211.4kp
【長野県】
〇拠点1:長野道下り 筑北PA手前 50.1kp
〇拠点2:長野道上り 更埴IC~姨捨SA間 67.6kp
★拠点3:上信越道下り 屋代バス停の先 117.1kp
【茨城県】
〇拠点1:常磐道上り 那珂IC~水戸北IC間 89.4kp
〇拠点2:常磐道下り 水戸北IC~那珂IC間 89.6kp
★拠点3:北関東道西行き 茨城東IC~茨城町JCT間 174.1kp
早速、筆者(オービスガイド 大須賀克巳)も5月26日に茨城県の北関東道で現地調査をしてきました。
オービスガイドに写真付きでオービスの投稿があり、すぐに現場へ直行。その情報通り、金網で覆われた拠点の中に、ストロボやカメラのオービス本体がセットされていました。
確実に稼働しているのか確認するため、高速道路沿いの一般道から電力量計が動いていることを目視。また、半固定式オービスのカメラが設置された高速道路を実際に走行すると、レーザー&レーダー探知器でレーザーの受信をしたので、運用中なのは確実です。
また、熊本県や長野県でも、オービスガイド(アプリ)に、オービスのカメラ本体が入ったと情報がありましたが、状況からして運用していることはほぼ確実と思われます。
ちなみに、レーザー反応確認に使用した、レーザー&レーダー探知器は、ユピテルの「LS720」という機種で、半固定式オービスの手前できちんと反応しました。
たのむから10キロオーバーから撮影してくれ
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