爆睡出来る!? スズキに「2段ベッド仕様」が存在! 新型アトレー対抗の「エブリイ車中泊車」とは
2021年12月にモデルチェンジしたダイハツ 新型「アトレー」を迎え撃つスズキの「エブリイワゴン」。車中泊ユーザーから支持される軽ワゴンには、ダイハツにはない秘密兵器として純正「二段ベッド」が用意されていました。
軽の限られたスペースにおさまる純正「2段ベッド」を用意するスズキ
軽の1BOXバン・ワゴン車は、スズキとダイハツを中心にし烈なシェア争いが展開されています。
2021年12月には、ダイハツが「アトレー」「ハイゼットカーゴ」(以下アトレー)を17年ぶりにフルモデルチェンジし、話題を呼びました。
これに対しスズキは「エブリイワゴン」「エブリイバン」(以下エブリイ)で、ダイハツにはない純正アイテム「2段ベッド」も用意して迎え撃つ構えです。
軽の1BOXバン・ワゴン車は、小口配送といった商用需要に加え、近年ブームを迎えた「車中泊」での利用など、アウトドア派の個人ユーザーからも根強い支持を集めています。
ダイハツは新型アトレーのモデルチェンジに際し、個人ユーザーからの支持が熱いエブリイを強く意識し開発を行ったことを認めます。
2015年に登場した現行型エブリイは、先代アトレー/ハイゼットカーゴに対し、より四角いデザインを採用したのが特徴でした。
使える空間が限られた軽規格のなかで最大限の荷室スペースを確保し、車中泊などを楽しむ個人ユーザーからの支持も集めたのです。
新型の開発にあたりダイハツは、エブリイを意識したスクエアなデザインを採用し空間を拡大。
またレジャー用途で活用できるような改善を随所に施したと話します。
純正アクセサリーとして、荷室に展開し車中泊のベッドにも活用できる「収納式デッキボードセット」などを設定し、スズキに対抗します。
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迎え撃つスズキはどうでしょうか。
キャンピングカーのベース車両としても定評あるエブリイワゴン/エブリイバンですが、純正アクセサリーにも強いこだわりが感じられます。
スズキのエブリイ純正アクセサリーカタログを開くと、見開きで「遊びも仕事も全力で!」の文字と共に、キャンプや車中泊を楽しむユーザー像が並びます。
次ページからはさらに、キャンプとアウトドアをテーマにしたさまざまなエブリイ純正アクセサリーの紹介がされています。
とくに注目したいのは、スズキ純正「2段ベッドセット」(消費税込価格 20万2400円)です。
エブリイワゴン/エブリイバンのハイルーフ車で利用可能で、乗車定員4名全員が横になって足を伸ばせる仕様となっています。
2段ベッドセットは「ベッドキット」「ベッドマット」「乗降ボード」がセットされたものです。
2段ベッドの上段となるベッドキットのサイズは、およそ縦1690mm×横1120mm。未使用時は荷室側にたたんで収納可能です。
下段には別オプションの「リラックスクッション」(2万5850円)を2枚並べると段差が吸収できます。サイズは1枚当たり、およそ縦2100mm×横540mm×厚さ20mmとなります。
純正アクセサリーのカタログ写真では、成人男性モデル2名の寝転んでいる姿が映ります。
さすがに大人4人での車中泊はちょっと大変そうですが、親子などの組み合わせならじゅうぶんに対応できるでしょう。
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このほかスズキ エブリイには、老舗アウトドアブランド「ogawa(オガワ)」とコラボした日よけアイテムの「カータープ」(3万9600円)や、マリンレジャーでの着替えに活用できる「カーテン&タープセット」(3万250円)など、アウトドアで役立つ純正アクセサリーの数々で、眺めているだけでも楽しくなるアイテムが揃います。
アトレーは後ろドアの窓が開かないが
エブリィは全開出来る。
暑いからといっても後ろドアを開ける訳にもいかないので窓にネットをつけて開けられるのはかなりいい。
しかもパワーウインドウじゃないほうがいつでも開けれるので便利
エブリィは安いグレードの後席を格納した時に段差が出来ないほうがいい。
床下収納ベッドにすると乗り降りが結構面倒なので床にマット敷いて寝るのがいいと思う。
高価な軽キャンじゃなくても軽バンにマット敷けば十分車中泊出来ます。