本当に軽自動車!? 日産新型軽EV「サクラ」の高級感がスゴい! 内外装の“リアル”な全貌とは?
日産から新しく登場した軽EV「サクラ」にはどういった特徴があるのでしょうか。
日産新型軽EV「サクラ」の内外装ってどんな感じ?
日産は、軽自動車の新型EV「サクラ」を2022年5月20日に発表しました。
日産の軽自動車としては初の100%EVとなりますが、どういった特徴があるのでしょうか。
新型サクラは、同社として2010年の「リーフ」、2021年の「アリア」に続く電気自動車第三弾となるモデルです。
5月20日におこなわれた発表会では、日産の副社長である星野朝子氏の挨拶とともに、ベールに包まれたサクラの実車が初お披露目。上からさくらの花びらが舞う演出も見られました。
では、具体的にどういった特徴があるのでしょうか。実際に発表会にて展示された実車を見ながらエクステリア、インテリアについて見ていきます。
発表会では、白をメインとしたボディカラーの実車のほか、限定車である3色の実車が展示。
4色のボディカラーは、ピンクは春、ブルーは夏、銅色は秋、白色は冬と4つの季節を表しているといい、サイドにはサクラをイメージさせるピンクゴールドカラーがあしらわれています。
ボディカラーでは全15色のラインナップのなかで、車種名のサクラをイメージするのは春をイメージしたピンクカラー。花の桜に比べると濃い鮮やかなカラーが採用されています。
また秋をイメージした銅色は、温かみを感じさせつつ、普段見かけることの少ない新鮮さがあります。
新型サクラのボディサイズは、全長3395mm×全幅1475mm×全高1655mm。実物を見てみると軽自動車ならではのコンパクトさが感じられ、小回りにも最適なサイズ感です。
エスクテリアについて、新型サクラの登場前は「デイズ」と類似するデザインと予測する声もありましたが、今回新型サクラ専用の新デザインが採用されています。
フロントのヘッドライトや光るエンブレムなど、ところどころアリアと共通モチーフが施されており、フロントから見るとアリアとの兄弟車と見ることもできます。
またエスクテリア・インテリアともに日産の「タイムレス・ジャパニーズ・フューチャリズム」というコンセプトが感じられるデザインに。
水引をイメージしたアルミホイールのほか、フロントのグリル部分やバンパー部分、リアランプには格子をイメージしたデザインとなっています。
さらに車両の右後ろに設置されている充電ポートを開けると、ここにも水引のデザインが施され、外観だけみてもさまざまな部分に細かなデザインの工夫がみられます。
インテリアにも、扉の内側やエアコンの開口部分、エアコンの表示パネルまで水引や格子デザインされています。
また室内の飛び出し式のドリンクホルダーや収納スペースの隠れた部分に花びらの桜模様が。ドリンクホルダー部分など隠れた部分に描かれているのも遊び心が感じられる要素のひとつといえるでしょう。
室内の扉の内側やステアリングには、ピンクゴールドカラーのステッチで施されているなど細かな部分も統一感が感じられます。
インパネ部分のほかインテリアはすべて防水加工や汚れにくい素材のファブリックが用いられており、上質さを演出。
助手席のインパネ部分はなめらかな曲線で構成された作りとなっておりちょっとしたものを置くことも可能です。
サクラの後部座席に座ってみると、仮に家族4人で乗車しても個々のスペースが十分に取れる空間となっています。シートにはソファデザインが採用されており、座り心地の良さを感じます。
荷室空間部分も軽自動車ではかなり広々としており、後部座席はレバーを引くだけで女性でも簡単に座席を倒して荷物を積むことができます。
このように、新型サクラは従来の軽自動車のイメージを一新する新しい軽EVといえます。ではなぜこのような車種名が名付けられたのでしょうか。
日産の商品開発の担当者は、「日本の代表のクルマになるような想いが込められた名前となっています」と話しており、社員からの公募で集まって決まったといいます。
また今回発表された新型サクラについて、前出の担当者は以下のように話す。
「日産の『タイムレス・ジャパニーズ・フューチャリズム』を意識して、日本の引いた美しさが感じられるようなデザインとなっています。
また女性の利用も想定しており、クルマに乗るときにところどころに施されているデザインを見つける楽しみを感じてほしいです」
※ ※ ※
なお発売日について前出の担当者は「詳細は未定」とのことで、夏頃に発売予定とのことで、価格は「S」が233万3100円、「X」が239万9100円、「G」が294万300円です。
エコカー促進や各都道府県の自治体の補助金を利用するとかなりお得に購入することも可能といえます。
手に届きやすいサクラの登場で、EVを検討するユーザーも今後増えていくかもしれません。
後発組が先行組に価格を合わせるために、バッテリーケチった言い訳にアーバン仕様なんてやっちゃったことが恥ずかしくなるような出来だな。
軽へのダウンサイジングを考えている人には良いきっかけになるかもしれ無い。
トヨタ C+pod は惨めなあだ花。
HONDA eは慌てて出して消化不良。って感じに見えてしまった。
初めて日産の車を良いなと思ったわ。
これはなかなか良いコンセプトだと思う。