インテリアはまるで別モノ! BMW新型「3シリーズ」欧州で登場!! セダン/ツーリングが同時に変更

BMWの基幹モデル「3シリーズセダン」と「3シリーズツーリング」が欧州でマイナーチェンジ、2022年7月より発売されます。注目は大きく変更されたフロントマスクと、「iX」譲りの湾曲したディスプレイを持つインテリアです。

iXにも搭載された「カーブドディスプレイ」を初採用

 独BMWは2022年5月18日、「3シリーズ」セダンおよびツーリングをマイナーチェンジしました。

BMW改良新型「3シリーズセダン」
BMW改良新型「3シリーズセダン」

 3シリーズは初代が1975年に登場したBMWの主力Dセグメントモデルで、現行型はG20(セダン)/G21(ツーリング)というモデルネームで呼ばれる7世代目となります。

 2018年のパリモーターショーでデビュー、日本では2019年1月(ツーリングは同年9月)に発表されています。

 今回は初のマイナーチェンジとなり、外観ではフロントマスクのデザインを大幅に変更。よりスリム化された標準のフルLEDヘッドライトはデイタイムランニングライトが逆L字型に配置され、モダンな雰囲気を醸し出しています。またキドニーグリルのデザインも変更されています。

 リアエプロンのデザインも変更。より洗練されています。またエキゾーストシステムのテールパイプフィニッシャーは、エンジンバリエーションに応じて直径90mmから100mmとなります。

 Mスポーツパッケージではハニカムパターンのキドニーグリルや新デザインのフロント/リアエプロン、前後異サイズの18インチホイールなどが新しくなっています。

 今回新たにMスポーツパッケージ・プロがオプションに設定されました。Mスポーツパッケージ装着車やMパフォーマンスモデルで選択可能なこのパッケージオプションは、MハイグロスシャドウライントリムやMライトシャドウライン、赤いキャリパーを備えたMスポーツブレーキシステムが含まれています。

 インテリアでは、「iX」で初採用されたBMWカーブドディスプレイを新たに標準採用しているのがトピックです。ステアリングホイールの後ろにある12.3インチのインフォメーションディスプレイと、14.9インチのコントロールディスプレイが高解像度のユニットに統合されています。

 iDriveは最新世代のオペレーティングシステム8を搭載。アップルカープレイやアンドロイドオートなどスマホとの連携も可能です。

 さらに8速ティプトロニック(8速AT)トランスミッションのセレクターレバーも小型化され、新しいデザインになっています。センターコンソールにはスタート/ストップボタン、iDriveコントローラー、ドライビングエクスペリエンスコントロールボタン、パーキングブレーキが配置されます。

 エアコンは3ゾーン調整機能を備えた自動制御システムが標準装備されます。これらは音声コマンドでも操作可能です。

 ラインナップは従来の3シリーズと同様で、48Vマイルドハイブリッドシステムを備えたガソリン/ディーゼルの内燃エンジンとプラグインハイブリッドも用意されます。

※ ※ ※

 ドイツでの車両価格は3シリーズセダンが4万3900ユーロ(日本円で約591万円。ドイツの付加価値税VAT19%込、以下同)、3シリーズツーリングが4万5000ユーロ(約607万円)です。

 改良新型3シリーズの、日本での発表時期は明らかになっていません。

BMW・3シリーズ のカタログ情報を見る

こんなに変わった! BMW改良新型「3シリーズ」を画像でチェック(33枚)

【2023年最新】自動車保険満足度ランキングを見る

画像ギャラリー

新車不足で人気沸騰! 欲しい車を中古車でさがす ≫

【NEW】自動車カタログでスペック情報を見る!

最新記事

コメント

本コメント欄は、記事に対して個々人の意見や考えを述べたり、ユーザー同士での健全な意見交換を目的としております。マナーや法令・プライバシーに配慮をしコメントするようにお願いいたします。 なお、不適切な内容や表現であると判断した投稿は削除する場合がございます。

1件のコメント

  1. G30/330iのオーナーだがこんなの嫌だ!
    せめてコックピットのインパネは従来通りが良い!
    サブパネルは具合よさそうだが・・。

メーカーからクルマをさがす

国産自動車メーカー

輸入自動車メーカー