白バイ隊員の「神ワザ」連発!? 接触寸前パフォーマンスに驚愕! ホンダ「CB1300P」を操るスゴさとは
2022年5月4日に「モビリティリゾートもてぎ」でおこなわれた白バイ隊の大迫力パフォーマンス。どのような催し物だったのでしょうか。
交通安全で大活躍の白バイ隊が見せる大迫力パフォーマンス!
2022年4月29日から5月8日に、2022年5月4日のモビリティリゾートもてぎ(栃木県)にて「働くクルマ」というイベントが開催されました。
このイベントでは、さまざまな働くクルマが展示されておりなかでも栃木県警による白バイ隊の大迫力のパフォーマンスは、集まった多くのファミリーの注目の的でした。
2022年5月4日のスペシャルデー「街を守るクルマの日」に実施された白バイ隊のパフォーマンスでは、実際に栃木県警で使用されているホンダ「CB1300P」の白バイ仕様が登場しました。
CB1300Pのフロント部分には「POLICE」や「ホンダ」の文字とともに、「とちぎ」と書かれているのが目立っています。
総排気量は1300cc、車両重量は約300kgという超ヘビー級のバイクであり、大型二輪免許を持っている人であっても、意のままに操ることは難しいといわれているモデルです。
今回のイベントでは、栃木県警警備交通機動隊が誇る6人の精鋭たちが、モビリティリゾートもてぎのレーシングコース上でさまざまな技を華麗に披露。
最初に「つむじ風」と表される技では、6台の白バイがサークルを描くように走行、大型バイクであることを感じさせることなく、美しい円を描きました。
次の「白バイ旋回」は、片方の白バイが真っ直ぐにもう片方の白バイが旋回をするという走行技術だけではなくタイミングや息を合わせるのもコツが必要な、難易度の高い技です。
そのほかにも、超低速で旋回する「風車走行」や、6台の白バイが3台ずつ分かれハイスピードで交差する「トリプルスクランブル」など、白バイを扱うスキルの高さが非常に問われる技ばかりに、観客は驚きを隠せませんでした。
栃木県警では、白バイ運転乗務員の安全運転技能の向上や受傷事故を無くしていくことなどを目的に、毎年開催されている「全国白バイ安全運転競技大会」での上位入賞を目指して、日々過酷な訓練をおこなっています。
今回の白バイによる大迫力パフォーマンスを目の当たりにした、バイク好きの男性は以下のように話します。
「超低速走行が最も印象的でした。低速で走ることはバイクが最も苦手としていることのひとつですが、300kgにもおよぶ巨体でありながらいとも簡単に操っている様子は、バイク乗りなら誰もが驚いたと思います」
このイベントで見ることのできる白バイによる大迫力パフォーマンスは、日々の交通安全を守っている白バイ隊員の方々の努力の証ともいえるでしょう。
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ちなみに、このイベントに白バイとともに、同じく栃木県警察の所有する日産「GT-R」、レクサス「LC」、ホンダ「NSX」などをパトカーも登場し、多くの観客を賑わせていました。
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