「でかくてテンション上がる!」高速道路の「大きいSA」はどこ? 東日本・中日本・西日本から厳選3選

東日本・西日本での「規模が大きい」SAは?

●蓮田SA(東北道、NEXCO東日本)

 海老名SAのほかにも規模が大きいSAとして知られている場所はまだまだあります。

 まず、NEXCO東日本管内で最大級と謳われている東北道上りの蓮田SA(埼玉県蓮田市)です。

 SNSでは「蓮田SAめっちゃ広いすげー!!」「蓮田SAやっとこれた」「蓮田SA初上陸!めっちゃ大きいなここ」というように、規模に驚きを隠せない様子が見て取れます。

 上り線の蓮田SAは、東北道の最終SAであるため利用者が多く、慢性的な混雑が課題となっていました。そこで東京方面に約2.5km移転し、旧SAと比較して駐車マスは約3倍、商業施設の規模は約2倍と大きく拡張し、NEXCO東日本最大級の休憩施設へとリニューアルした経緯があります。

 名称は「Pasar(パサール)蓮田」に変更。Pasarは、PAとSA、そしてRelaxation(リラクゼーション)の頭文字Rを合わせた造語で、SAとPAでゆったりとくつろいだ時間を過ごしてほしいという意味で付けられました。

 駐車台数は大型車132台、小型車352台の計484台となっており、レストラン、フードコート、カフェなどが22店舗ほど並んでいます。

新名神の宝塚北SA(画像:写真AC)
新名神の宝塚北SA(画像:写真AC)

●宝塚北SA(新名神高速、NEXCO西日本)

 NEXCO西日本管内最大級のSAとして挙げられるのは、新名神高速の宝塚北SA(兵庫県宝塚市)です。

 2018年3月に新名神・川西IC~神戸JCT間の開通に合わせて上下集約型のSAとしてオープン。大阪から約30分の立地にできた宝塚北SAは、NEXCO西日本最大級の店舗面積・駐車台数を誇り、「宝塚モダン」をコンセプトとした外観が印象的です。

 およそ10店舗にも及ぶフードコートやカフェなどの飲食店、ここならではの宝塚歌劇コーナーなど、宝塚らしい商品も展開されています。

 駐車場は上下線で分かれており、台数はそれぞれ大型車64台、小型車82台、兼用27台などで上下合わせて約400台です。

 SNSでは「宝塚北SAすごくオシャレ!」「キレイででかくてテンション上がる!」「めっちゃオシャンティー!!」など、南欧風の施設デザインに注目している様子がうかがえます。

 一見SAとは思えないようなおしゃれな外観や雰囲気を楽しみたい人には、うってつけのSAといえるでしょう。

※ ※ ※

 ちなみに日本最小級のSA・PAとして知られているのが、阪神高速17号西大阪線の弁天町ミニPA(大阪市港区)と、同12号守口線の森小路ミニPA(同・旭区)です。

 両PAとも駐車台数はわずか5台で、ほかはトイレと自動販売機、喫煙所のみ。ここを通る際は、小ぢんまりとした雰囲気の中で一息つくのも良いかもしれません。

【写真】「外はカリッと中はふわっと」の海老名SA名物と、規模の大きなSAの写真を見る!(26枚)

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Writer: Peacock Blue K.K.

東京・渋谷を拠点とするオンライン・ニュース・エージェンシー。インターネット・ユーザーの興味関心をひくライトな記事を中心に、独自の取材ネットワークを活用した新車スクープ記事、ビジネスコラム、海外現地取材記事など、年間約5000本のコンテンツを配信中。2017年創業。

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