観光がより便利に! 名神「多賀スマートIC」に名称決定 上下線で別形態 開通メリットは?
名神高速の彦根IC~湖東三山PA/スマートIC間に造られるスマートICの名称が、「多賀スマートIC」に決定しました。開通するとどのような効果が期待できるのでしょうか。
彦根IC~湖東三山PA/SIC間に整備
多賀町(滋賀県)とNEXCO中日本名古屋支社は2022年4月27日、同町で事業を進めている名神高速のスマートIC(SIC)の名称が「多賀SIC」に決定したと発表しました。
多賀SICは彦根ICから約5.4km、湖東三山PA/SICから約5.8kmの位置に整備されます。
上下線で接続方式が異なり、下り線は既存の多賀SAに接続、上り線は本線に直結します。
名称については、下り線が多賀SAに接続することからSAの名称をSICにも用いたといいます。
多賀町によると、多賀SICを整備することで高速から10分で行ける圏域が拡大。これにより物流交通が分散され、並行する国道8号などの混雑緩和が期待されるとしています。
また、多賀町から第三次医療施設の長浜赤十字病院(滋賀県長浜市)までの所要時間が現在の32分から、開通後は25分に短縮される見込みです。
さらに、多賀SICが多賀大社に近いことから観光客の増加も見込め、同じ滋賀県内の彦根城や湖東三山などとの周遊ルートが形成されることで、地域の活性化も期待できるとしています。
多賀SICは、ETC搭載の全車種、24時間、全方向の出入りに対応。2023年3月の開通に向けて工事が進められています。
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