せっかく買ったのに「長い納車待ち…」 途中で「改良モデル発売」に「なんでやねん!」 注文後に「変更」は出来るのか
クルマの購入後、納車を待っている間にマイナーチェンジや改良モデルが発表された場合、変更することは可能なのでしょうか。
納期が長いクルマが多い!納期待ち中に改良モデルが出たらどうするの?
最近では、さまざまな問題により納期が長引いているクルマが多くなっています。
その一方で、クルマは日々進化しており、定期的に改良が施されていますが、一度注文したあとに改良がおこなわれた場合、どのような対応が取られるのでしょうか。
最近のクルマの納期が長い理由については、コロナウイルスや昨今のウクライナ危機などの国際情勢による「石油や天然ガスの価格の高騰」、「生産体制の問題」、「半導体の不足」などさまざまな要素が影響しています。
そうしたなかで、納期が長いモデルとしてあげられるのはよく名前が挙げられるのがトヨタ「ランドクルーザー」とスズキ「ジムニー」です。
東京都のトヨタ販売店担当者は納期について「ランドクルーザーの納期は約4年となっており、あくまでも目安なため、納車未定とお伝えすることがほとんどです」と話します。
さらに、スズキ「ジムニー」も納期の長いモデルのひとつで、元々の生産台数のキャパシティー以外に前述の要因が重なっているようです。
埼玉県のスズキ販売店担当者は「ジムニーの現在の納期は約1年ほどとなっていますが、最近の半導体不足や部品不足が大きく影響しているため、もう少し納期が伸びる可能性があります」といいます。
では、このような納期が長いクルマを購入した納期待ちの際に、改良モデルやマイナーチェンジがおこなわれた場合どうなるのでしょうか。
前出のトヨタ販売店担当者は、納期待ちに改良モデルが発表された場合について以下のように話します。
「納期待ちの間に改良モデルが発売された場合には、お客さまと相談したうえで改良後のモデルを案内することが可能です。
しかしながら、納車予定日の手前で改良モデルが発表された場合には、改良前モデルのお渡しになる可能性があります」
また、前出のスズキ販売店担当者は「納期待ちの間に改良モデルやマイナーチェンジモデルが発表された場合、改良後のモデルを案内することが基本となっています。しかし、改良前を生産できるタイミングであれば、改良前をお届けすることも可能です」と話します。
このことから、納車待ちのタイミングで改良モデルが発表された場合には、改良後のモデルを購入することが基本であるといえます。
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