524万円の新型「フェアレディZ」に「日産頑張った!」の声!? 400馬力超で装備も十分!新型Zはお買い得?
日産新型「フェアレディZ」のカタログモデルの価格が発表されました。524万1500円からという価格に対して、どのような意見があるのでしょうか。
限定車が高すぎた!? 500万円台という現実的な価格に評価
2022年夏発売予定の日産のスポーツカー「新型フェアレディZ」の全グレードの価格が発表されました。
240台限定の特別仕様車「プロトスペック」は696万6300円ということがすでにアナウンスされていましたが、今回発表されたのはカタログモデルの価格です。524万1500円から646万2500円で販売されることがわかりました。
特別仕様車の約700万円という価格に比べると、500万円台前半からということで割安な印象を受けますが、SNSユーザーはどう感じたのでしょうか。アンケートを実施して、本音を聞いてみました。
「新型フェアレディZの価格は524万1500円からと発表されました。この価格についてどう思いますか?」という質問では、「妥当」と回答した人が49.5%ともっとも多く、「安い」が30.8%、「高い」が19.8%となりました。
前述のプロトスペックの価格発表時(2022年1月)にも同様のアンケートをおこないましたが、そのときは「高い」が51.3%でもっとも多く、「妥当」が44.7%、「安い」が3.9%という結果となっており、500万円台からという現実的な価格になると高いと感じる人が少なくなっています。
さまざまな意見が寄せられていますが、「限定車が高すぎたせいもあるが、このお値段であれば、なんとなく頑張れば手が届きそうなイメージがする」「最初に発表された特別仕様車が約700万円というインパクトが大きく、500万円台が最低価格と聞くと安いと感じてしまう」など、プロトスペックに比べると170万円以上安くなっていることに割安感を感じた回答者がいました。
さらに「現在の国産車市場で400馬力オーバーのMTスポーツであれば、500万円から600万円程度が妥当もしくはやや安いと思うから」「この時代に400ps超えのハイスペック車をこの値段で買えるようにした日産の心意気は素晴らしいと思う」など、405馬力を発揮する3リッターV型6気筒ターボエンジンを搭載した高性能スポーツカーが500万円台で購入できる点を評価する人もいます。
また、「スペックや作り込みの丁寧さと、ナビ、ETC、コネクティッドサービス込みの価格のため」「先進装備はすべて付いていて、スペシャリティカーが持てるならコスパも良いと思う」という声もありました。
新型フェアレディZは多くの装備が標準設定されており、前出の回答者がいう通り、エントリーグレードでもNissanConnectナビゲーションシステムやETC2.0といった、通常はオプションとなるような装備が初めから装着済みです。
シートがファブリックであったり、タイヤ&ホイールが18インチ(ほかグレードは19インチ)といった点が上級グレードと異なりますが、524万円のエントリーグレードでも十分な装備内容といえそうです。
ほかには、「トヨタ『スープラ』は同じ3リッターターボだと700万円以上するのでそれを考えれば割安なのではないか」「2000年に買ったホンダ『S2000』は当時400万円だった。それから比べたら絶対的に安い!」「30年以上前の『Z32』が400万円前後だったことを思えば、この時代にこのスペックでこの価格は妥当以上に安価ではないかと思います」と、他車や歴代Zと比較しても「安い」という意見もありました。
一方、今回のアンケートでは少数派となった「高い」という人の声には、「実質マイチェンなのでコストがかかっていない」や「自分は20代で年収もそれほど高くないので300万円くらいだとまだ気軽に買えそう」といったものが見受けられました。
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2シーターのスポーツカーで非実用的な趣味のクルマということもあり、実際に新型フェアレディZを購入できる人は限られるかもしれませんが、この性能が500万円台で手に入るということに「日産は頑張ったと思う」と評価する声もありました。
アンケート回答者のなかには、「注文した」や「購入検討中」という人も存在するなど、新型フェアレディZはヒットモデルになりそうな予感がしています。
オプションつけたらそのくらいになりそう