これぞ究極の“オニ顔”セダン BMW新型「7シリーズ」世界初公開! EV「i7」は1900万円で日本で予約開始
BMWのフラッグシップセダン「7シリーズ」がフルモデルチェンジを果たして欧州で発表されました。ICE(ガソリンエンジン)、PHEV(プラグインハイブリッド)、そしてEV(電気自動車)の「i7」と、さまざまなパワートレインを用意するのが特徴です。
電気自動車の「i7」も同時に登場
独BMWは2022年4月20日、BMW新型「7シリーズ」を欧州で発表しました。
BMW7シリーズは、初代が1977年に登場したBMWのフラグシップセダンです。今回登場したモデルは7代目で、モデルコードは「G70」になります。
新型7シリーズのボディサイズは全長5391mm×全幅1950mm×全高1544mm、ホイールベースは3215mmという、いわゆるラグジュアリーセグメントです。ロングホイールベースモデルになります。
フロントマスクは、先日欧州で発表された新型「X7」同様、上下に2分割されたライトを採用。上部にはスリムな形状の「クリスタルヘッドライト」を搭載しています。フロントグリルは大型のキドニーグリルで、これは光るグリルとなっています。
新型7シリーズはさまざまなパワートレインを搭載することが特徴です。今回発表されたのは、BEV(電気自動車)の「i7 xDrive60」、ガソリンモデルの「735i」「740i」「760i xDrive」で、 2023年にはプラグインハイブリッドモデル、そして早ければ2023年春には「M760e xDrive」「i7 M70 xDrive」というMモデルも登場する予定です。
なかでも注目のEVであるi7 xDrive60は、前後に搭載したふたつのモーターがシステム最高出力544馬力(400kW)、最大トルク745Nmを発生、4輪を駆動します。
搭載するリチウムイオンバッテリー容量は101.7kWhで、WLTP走行可能距離は590kmから625km、最高速度は240km/h、0−100km/h加速は4.7秒というパフォーマンスを誇ります。欧州では、当初はこのi7のみの市場投入予定です。
ガソリンモデルの「735i」は286馬力(210kW)・425Nm、「740i」は380馬力(280kW)・520Nmを発生する3リッター直列6気筒ターボ、「760i」は544馬力(400kW)・750Nmを発生する4.4リッターV型8気筒ツインターボエンジンを搭載。すべてのモデルが18馬力(13kW)・200Nmのモーターを組み合わせた48Vマイルドハイブリッドとなります。
米国や中国、その他の地域では、ガソリンエンジンと48Vマイルドハイブリッド技術を搭載したモデルとi7のふたつが市場投入時に提供されます。
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日本でも新型7シリーズの「THE FIRST EDITION(ザ・ファーストエディション)」が同年4月21日に発表されました。
これはオンラインストア限定販売の150台限定モデルとなり、納車開始は2022年第4四半期を予定しています。
ザ・ファーストエディションは、初期生産モデルとして「740i Excellence」、「740i M Sport」、「i7 xDrive60 Excellence」の3モデルをベースに、それぞれ50台、計150台限定で販売されます。
量産車世界初となる31.3インチの8Kパノラマ・ディスプレイを含むリアシート・エンターテイメント・エクスペリエンスに加え、アンプ出力1965W、40スピーカー、32チャンネルのハイスペックを誇るBowers & Wilkinsダイヤモンド・サラウンド・サウンドシステムを特別に装備、従来の車内エンターテイメントの期待を大幅に超えるラグジュアリーなシアター体験できるといいます。
消費税込みの車両価格は以下のとおりです。
・740i Excellence ザ・ファーストエディション:1720万円
・740i M Sport ザ・ファーストエディション:1720万円
・i7 xDrive60 Excellence ザ・ファーストエディション:1900万円
細目と豚鼻・・・怖いよりも爆笑だと思う。