政府が「今年のGWは外出自粛」求めず! でも「GW割引ナシ」に悲しむ声多し! みんなどう思った?
2022年のGWは、高速道路の「休日割引」がありません。そうしたなかで、SNSではどのような意見が飛び交っているのでしょうか。
2022年のGWは休日割引なし! SNSではどのような声が?
NEXCO3社および本四高速、宮城県道路公社の5社は、2022年3月16日に、2022年度以降のゴールデンウィーク、お盆、年末年始の各期間で、休日割引を適用しないと発表しました。
そうしたなかで、同年4月19日に新型コロナ対策・健康危機担当大臣の山際大志郎氏は「通常のゴールデンウィークとしてお過ごしいただければいいのではないか」と外出自粛を求めないと語っています。
通常のゴールデンウィークといいつつも高速道路では休日割引が適用されない状況について、SNSではどのような意見が飛び交っているのでしょうか。
毎年ゴールデンウィークの時期になると、帰省や旅行など、高速道路を利用した長時間・長距離のドライブを楽しむ人が多くいます。
そうした人たちに向けて、新型コロナ禍前の高速道路には休日割引というサービスが存在しました。
休日割引とは、普通車や軽自動車等限定で、地方部の高速道路の通行料金が30%割引になるというものです。土日・祝日に利用することで適用されます。
なお、対象はETCを利用したユーザーのみとなり、走行距離や割引適用回数の制限はありません。
割引対象となる道路は、NEXCO東日本/中日本/西日本の3社が管理する地方部の高速道路と、本四高速、そして宮城県道路公社の仙台松島道路となっており、東京、大阪近郊の区間は対象外です。
この休日割引ですが前述の通り、2022年度のゴールデンウィーク、お盆、年末年始の期間は、適用なしと発表されました。
これは、国土交通省からの依頼に基づいて決定されたものであり、繁忙期などは全国を対象として休日割引を適用しないこととされています。
繁忙期を中心に激しい渋滞が発生している状況や、観光需要を平準化する取り組みが進められている状況が実施の背景とされており、国土交通省では、「繁忙期などの交通の集中が見込まれる時期においては、渋滞の激化を避けるため、休日割引を適用しないことについて検討する必要がある」との依頼理由を示しています。
具体的には、ゴールデンウィークだと2022年4月29日から5月8日までの土日・祝日が該当します。
ゴールデンウィークの休日割引、通称「GW割引」が2022年から適用されないことについて、SNSではさまざまな意見が飛び交っています。
「東京行こうと思ってたけどGW割引ないから辛い」「GW割引なんでないの泣」「GW割引なしでGOTOトラベル?」「GW期間中休日割引ないのまじか…」「高速道路くらい割引適用してほしい、遠く行きたいのに」というような悲しむ声が多く見られます。
最近は、外出自粛や手洗い・うがいの徹底など、さまざまなコロナ対策の効果もあり、比較的、新規感染者数が横ばいの傾向が見られます。
また、2021年のゴールデンウィーク期間である4月5日から5月11日までの間は、宮城県や埼玉県などの各地域で、飲食店の時短要請やマスク着用などの「まん延防止等重点措置」が取られ、また東京都や大阪府などの都心部では「緊急事態宣言」が発出されていました。
しかし、2022年は同年3月21日をもって「まん延防止等重点措置」や「緊急事態宣言」が解除されており、現在(2022年4月)は外出や飲食店などの営業に関して、とくに強い要請はされていません。
そうした背景もあり、2022年はゴールデンウィーク期間に高速道路を利用した外出を検討している人も多くいるのでしょう。
そんななか、GW割引が適用されないのは、多くの人にとって残念なことであるのは間違いありません。
ちなみに前述の通り、GW割引が適用された場合は30%の割引となるため、例えばETC通常料金が6290円だった場合、割引が適用されると4400円になります。
この価格差は、高速道路を長距離利用するうえで、多くのユーザーにとって非常に大きな決め手となるでしょう。
しかしその一方で、「GW割引が適用されなくてもどうせみんな動く」「GW割引されないなら逆に出かけるチャンスなのでは?」というように、ポジティブに捉えている人も見られます。
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ゴールデンウィーク期間中の休日割引が適用されないことに対し「残念だ」と思う人がほとんどでしたが、渋滞を避けて長時間のドライブを楽しむことができるという利点もあります。
気の緩みがちなゴールデンウィーク。新型コロナウイルスの感染状況も踏まえた上で、各高速道路会社のウェブサイトを事前に確認し、慎重な運転を心がけましょう。
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