トヨタ新型「ハイエース」に最強仕様を設定! 「どんな寝方でも大丈夫!」 自由自在なトランスポーターとは

トヨタは2022年4月13日、商用バン「ハイエース」に、運転支援機能追加などの一部改良を実施しました。従来型同様に、車中泊向けの専用装備などオプションも充実し多目的に使える特装車「マルチロールトランスポーター」も設定されます。

バイク乗りだけじゃない! ハイエースの純正トランポはアウトドア派にも最適な“遊び倒せる”1台だ

 2022年4月13日に一部改良を実施したばかりの人気商用バン、トヨタ「ハイエース」には、純正コンプリートカー「MULTI ROLE TRANSPORTER(マルチロールトランスポーター)」が設定されています。

 オートバイなどの荷室への積載に耐えうる専用床を備え、オプションとして車中泊用のベッドキットを用意しているなど、ハイエース最強の使い勝手を誇るのが注目ポイントです。

トヨタ「ハイエース」純正コンプリートカー「MULTI ROLE TRANSPORTER(マルチロールトランスポーター)」[MODELLISTA(モデリスタ)]
トヨタ「ハイエース」純正コンプリートカー「MULTI ROLE TRANSPORTER(マルチロールトランスポーター)」[MODELLISTA(モデリスタ)]

 ハイエース マルチロールトランスポーターは、純正アクセサリーでおなじみのMODELLISTA(モデリスタ)が手掛ける特装車(メーカー完成車)です。

 開発コンセプトは「遊びも仕事も自由自在」。ハイエース本来の役割である商用車としての実用性や機能を、遊びのシーンにもフル活用できるよう対応しました。

 車名の“transporter(トランスポーター)”とは輸送装置・輸送車両を指す言葉で、転じてオートバイ輸送に向いた車両を指す言葉としても用いられます。

 もともとオートバイユーザーにも広く愛用されるハイエースですが、マルチロールトランスポーターはそんな用途に最適化された仕様となっています。

 オートバイなどを固定する強固なフックが取り付けられる「アンカーナット」や、バイクを載せ降ろしする際にラダー(ハシゴ)をかけることができる「専用バックドアスカッフプレート」など、トランスポーター用途に相応しい内容となっているのです。

 また荷室の床面は、泥や水滴に強く耐摩耗性に優れた硬質塩ビ製のフラットな「専用ロンリウムフロア」で、掃除も容易です。

 悪路を走破した後の汚れたオフロードバイクを載せる以外にも、サーフィンやスノーボード、キャンプなど屋外で使用したアウトドア用品をラフに積んだりするのに向いています。

※ ※ ※

 そんなハイエース マルチロールトランスポーターは、シンプルな構成のType1に加え、車中泊派注目のType2という2つのラインナップが用意されます。

 Type2には、荷室に収納ボックス付きの専用成形フルトリム内装を装備し、車中泊向けのオプションアイテムと組み合わることができます。

 中でも「ベッドキット」は、荷室全体を使うタイプに加え、片側だけを使うシングルベッドキットの2つを設定。どちらも、ベッドを使用しない場合には側面壁側に跳ね上がることで、荷室を有効に活用できます。

 また専用架装オプションとして「補助バッテリー」も用意します。

 充電・放電を繰り返し使えるシールドタイプ(密閉型)のディープサイクルバッテリーで、タブレット端末(7W)なら約92時間、ケータイ充電(3.5W)なら約184時間、電気毛布(50W)なら約12時間が停車時に使用できる、車中泊に最適な電源となります。

 トヨタ 新型ハイエース マルチロールトランスポーターは、標準ボディ・ワイドボディの「スーパーGL」と、スーパーGL特別仕様車「DARK PRIME II」に設定されます。

 架装メーカー希望小売価格は、TypeIIで391万700円(スーパーGL・標準ボディ・2WD・ガソリン)から416万6600円(DARK PRIME II・ワイドボディ・4WD・ディーゼル)までとなっています(価格はすべて消費税込み)。

 バイク乗りだけに独占させるのはもったいない、アウトドア派にも最適な“遊び倒せる”1台といえるでしょう。

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トヨタ「ハイエース」純正コンプリートカー「MULTI ROLE TRANSPORTER(マルチロールトランスポーター)」[MODELLISTA(モデリスタ)]
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1件のコメント

  1. MRTは以前からある
    この記事は今回初めて設定されたような言い方で誤解を生む

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