なぜGWに「休むディーラー」多い? 来店者多いのでは? 万が一のトラブル対処はどうすべき?
ゴールデンウィークでもコンビニやスーパーマーケットなどのサービス業は、通常営業を続けることがほとんどです。その一方で、自動車ディーラーの多くはゴールデンウィークに休店しています。その理由はいったいなんなのでしょうか。
ディーラーはなぜゴールデンウィークに休店のところが多いの
ゴールデンウィークに突入し、毎年多くの人が心を弾ませる連日の休暇となっていますが、スーパーやコンビニエンスストアなどのサービス業は、普段よりも多くの利用者が訪れることから、連休にも関わらず営業を続けている店も多く見られます。
しかし、自動車ディーラーの多くはゴールデンウィークに、休店となっている店舗が多いのが実情です。その理由はいったいなんなのでしょうか。
トヨタモビリティ東京では、4月29日から5月5日の約1週間を「ゴールデンウィーク休業」として設けており、「皆様方には大変ご不便をおかけすることと存じますが、何卒ご了承承りますようお願い申し上げます」とアナウンス。
また、ホンダカーズ東京では5月2日から6日、スズキ兵庫では5月1日から5月5日、日産大阪では4月27日から4月30日と、それぞれの地域や店舗によって期間は違いますが、ユーザーが来店する確率が高いゴールデンウィークの期間に休みとなっています。
なぜ、ほとんどのディーラーは普段の平日よりも商談がより多く獲得できそうなゴールデンウイークに休店するのでしょうか。
首都圏にある国産ディーラー販売店の担当者は、ゴールデンウィークに休店する理由について以下のように話します。
「通常の土日や祝日などには基本的に営業しており、平日に来ていただくことができないお客さまなど、より多くの人にクルマを見ていただく機会を作っております。
そのため、ゴールデンウィークやお盆といったような大型連休には、まとめてお休みをいただいております」
通常の土日や祝日では、平日にディーラーに立ち寄る時間がない、サラリーマンやOL、学生など、さまざまな人が来客します。
そのため、土日や祝日にどれほどの商談を取れたのか、また、どれくらいのお客さんがディーラーに訪れたのかがディーラーにとっては非常に重要です。
一方で、土日や祝日に通常営業しているぶん、普段まとまった休暇が取りづらいというのもディーラーの実情です。
また、ゴールデンウィークやお盆といった連休には、多くの人が帰省をしたり、旅行をしたりなど、数日にわたる予定を組み込んでおり、ディーラーへ足を運ぶ人が少ないということも、その理由として考えられます。
そのような背景から、ゴールデンウィークにはあまりお客さんが訪れることがなく、むしろ休暇を取りやすいのかもしれません。
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