2004年に登場した「200系ハイエース」がさらに進化

　トヨタは、「ハイエース」の一部改良を2022年4月13日に発表、同日に発売しました。現行モデルのハイエース（200系ハイエース）は2004年に発売されたモデルですが、今回の一部改良でどのような点が進化したのでしょうか。

　200系ハイエースは、これまで一部改良だけでなくマイナーチェンジも数回実施されてきました。最後のマイナーチェンジは2013年で、このときはヘッドライト意匠の変更を含むデザイン変更がおこなわれています。

　一方、一部改良まで含めるとより細やかなアップグレードが実施されており、2020年はアクセルペダル踏み間違い時の衝突被害軽減に寄与するインテリジェントクリアランスソナーや、デジタルインナーミラーなどを採用（いずれもオプション）し、利便性や安全性を向上させています。

　そんななか、前述した2022年の一部改良では、パーキングサポートブレーキ（前後方静止物）を全車で標準装備化。

　ディーゼルエンジン車は燃費を向上し、「平成27年度燃費基準＋15％達成」とあわせ、エコカー減税対象となっています。そして一部グレードに標準装備されるフロントフォグランプをLED化するなどの点も進化しました。

　誕生から20年近くがたつ200系ハイエースですが、競合車となる日産「キャラバン」に対して市場シェアで上回る状況が続いているといわれており、今回の改良でさらに商品力が増したといえるでしょう。

　それではここでクイズです。

　200系ハイエースは歴代のなかでは5代目に相当するモデルで、2017年に初代の登場から数えて生誕●●周年を迎えました。

　次のうち、「●●」に当てはまる数字として正しいものはどれでしょうか。

【1】20

【2】30

【3】40

【4】50

※ ※ ※

　正解は【4】の「50」です。

　初代ハイエースは1967年10月2日に発売されました。

　200系ハイエースの販売期間中に50周年を迎え、それを記念した特別仕様車「スーパーGL “50TH ANNIVERSARY LIMITED”」が2018年に期間限定で販売されています（現在は販売終了）。

※クイズの出典元：くるまマイスター検定