日産高級SUV「アリア」は他社とナニが違う? 隠された「日本の花」デザインをこっそり採用!
日産のEVクロスオーバーとなる新型「アリア」のメディア向け試乗会が2022年4月中旬におこなわれました。新型アリアはデザインもひとつの特徴ですが、そのデザインのなかに「日本の花」が隠されているようです。
日産新型アリアに隠された“あの”模様とは?
2022年4月中旬、日産のEVクロスオーバーとなる新型「アリア」のメディア向け試乗会がおこなわれました。
昨今では、SUVタイプのEVが増えつつありますが、新型アリアにはどのようなデザインの特徴があるのでしょうか。
新型アリアには、日産が培ってきた電気自動車(EV)のノウハウと最新のコネクテッド技術を融合させたクロスオーバーEVです。
EVならではの力強い加速、滑らかな走り、静粛性を兼ね備えてるほかに、ラウンジのような心地よい高級感溢れるインテリアが特徴となっています。
さまざまなSUVタイプのEVが登場するなかで、ひとつの差別化となる新型アリアのデザインには「タイムレス・ジャパニーズ・フューチャリズム」というコンセプトをもとに、日本の「美」を感じさせるデザインが随所に採用されています。
なかでも内外装デザインにおいて特徴的なのが、日本の伝統工芸をヒントに木工細工をイメージした「組子」の模様です。
新型アリアのエクステリアでは、フロントグリル(日産ではフロントシールド)や、ブレーキランプ下に配置。
インテリアでは、ルームミラーの取付部やダッシュボード、フロントドア内側(スピーカーカバー含む)、フロントの足元に組子があしらわれています。
また、フロントドア内側と足元では白いライトが組子を通して点灯することで柔らかな光がリラックス出来る空間を演出しているようです。
さらに、新型アリアの細部を見ていくと、組子以外に「和」を見つけることが出来ます。
それは、日本を代表する桜です。センターコンソールの蓋を開けた際に見ることができ、桜の花びらが施されていることがわかります。
この桜の花びらはもうひとつインテリアに隠されているといい、新型アリアのデザインを担当した遊び心が伺えます。
そして、日産が今後発売を予定する軽EVの車名として「サクラ」が使われるとい噂がありますが、果たして今回の桜マークと関連性はあるか、気になるところです。
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なお、新型アリアはドイツの「レッド・ドット・デザイン賞」をプロダクトデザインカテゴリーを受賞しており、日産は「今回の選考において、電気自動車としての優れた革新性が認められ、『タイムレス・ジャパニーズ・フューチャリズム』という日産独自のコンセプトを採用した高品質なデザインが評価されました」と説明しています。
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