スゴいぞ! スズキ軽トラ「スーパーキャリイ」どう凄い? ただ「広い」だけじゃない収納ワザとは?

スズキの軽トラック「キャリイ」に設定される「スーパーキャリイ」は、どのような特徴があるのでしょうか。

スーパーキャリイも3速ATから4速ATに進化

 スズキは、軽トラック「キャリイ」「キャリイ特装車」を2022年4月7日に一部改良し、同日より販売開始しました。これまでの3速AT車が4速AT車に変更されるなどの改良がおこなわれています。

 そんななか、「キャリイ」シリーズに含まれる一台として「スーパーキャリイ」という仕様があります。通常のキャリイと差別化されていますが、どのような点が「スーパー」なのでしょうか。

スズキ「スーパーキャリイ」
スズキ「スーパーキャリイ」

 スーパーキャリイは、キャリイをベースにキャビンを後方へ拡大させた大型キャビン仕様です。

 軽自動車規格に収めるため、荷台長が通常のキャリイ(1940mm)より短い1480mmになっているものの、伸び伸びとすごせる室内空間を実現しています。

 拡大した室内は運転席・助手席の居住性向上に費やされ、運転席は最大40°、助手席は最大24°のリクライニングが可能。シートスライド量は運転席で180mm、助手席で100mmを確保しています。

 またシートバックは物を置けるスペースとなり、バッグや衣類など雨に濡らしたくないものを置くのにも便利です。

 全車ハイルーフ仕様としたことで、頭上に荷物を収納できるオーバーヘッドシェルフを装備。さらに、助手席背面をシートバックテーブルとしたことで、ランチ休憩やちょっとした作業にも便利な仕様としました。

 ちなみに、キャリイは日産(OEM名:NT100クリッパー)、マツダ(スクラムトラック)、三菱(ミニキャブトラック)にOEM供給されていますが、スーパーキャリイに相当する大型キャビン仕様はOEM供給されていない点も特徴。

 積載性能だけでなく、居住性などにも配慮してバランスが取れている点が、スーパーキャリイの特徴といえそうです。

 それではここでクイズです。

 スーパーキャリイの荷台長は前述のとおり1480mmですが、キャビン後端の下部が大きくえぐれていることで、荷台フロア長は荷台長より長く設定されます。

 スーパーキャリイの荷台フロア長として正しい数値は、次のうちどれでしょうか。

【1】1575mm

【2】1775mm

【3】1975mm

【4】2175mm

※ ※ ※

 正解は【3】の「1975mm」です。

 ちなみにキャビン下部分の高さは230mmで、畳んだ脚立など高さのない長尺物であればこの荷台フロア長をフルに活用することができます。

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