ガソリン高騰時代の救世主!? なぜ「コストコ」のガソリンは安い?会員になり元を取るには年間どれくらいの給油量が必要?
ガソリン価格の高騰が続いています。2022年4月6日現在、全国平均のレギュラーガソリン小売価格は1リッター174.1円です。そのため、少しでも安く給油するために、いま注目されているのが米国資本の大型ディスカウントストア「コストコ」です。
JIS規格品に独自の洗浄剤をブレンドしたコストコのガソリン
ガソリン価格の高騰が続くなか、「少しでも安いところで給油したい」と考えている人がほとんどだと思います。
そうしたニーズに対応する“安さで勝負”のガソリンスタンドは、その多くが交通量の多い郊外のバイパス沿いで、薄利多売を武器に商売しています。
ところが母体はまったくの異業種ながら、こうした郊外型店舗よりも大幅に安い価格を実現しているガソリンスタンドがあります。
それは米国資本の大型ディスカウントストア「コストコホールセール・ジャパン」が一部の店舗に併設する「ガスステーション」です。
このガスステーション、外観は一般的なセルフ式スタンドと同等ですが、給油機のホースは長く、給油口が左右どちらにあるかを気にすることなくクルマを止め、給油できます。また給油機は複数台が縦列に並ぶ、ゆったりとしたレイアウトが特徴で、給油中のクルマの間を十分に通り抜けられます。
そして気になるガソリンの販売価格は、近隣のスタンドに比べ、レギュラー/ハイオクともリッターあたり5円から8円ほど、場合によっては10円ほど安くなっています。コストコが近隣のガソリン相場を押し下げている可能性を考えると、さらにその周辺エリアに比べ、リッターあたり10円以上安く給油できると考えていいでしょう。
ガソリンそのものは、石油元売りのブランドはない“ノーブランド”です。ノーブランドということで品質が気になる人もいるでしょうが、コストコは公式サイトで「JIS規格品であり、品質については『揮発油等の品質確保に関する法律(品確法)』に基づき、国の認定検査機関にて10日ごとの分析を実施している」としています。
またコストコのガスステーションのうち、過半数の店舗で販売するガソリンは、JIS規格品に独自の清浄剤をブレンドし、コストコが幅広い商品群で展開するプライベートブランドを冠した「カークランドシグネチャーガソリン」となっています。
いい記事で参考にはなると思いますが、
>会員の期間は1年ごとの更新ですからこれを月あたりに直せば約40リッターで、よほどのサンデードライバーでなければ楽にクリアできるハードルだといえるでしょう。
とありますが、ウチの小型車(ハイブリッドではないガソリンエンジン)は昨年1年間で約7000キロ走行、1日平均20キロ走行だけど使ったガソリンは月37リットル(年約440リットル)です(給油のレシートを全部エクセルに入力)。通勤や子どもの送り迎えなどで毎日利用する、クルマが無ければ生活できない地域です。「よほどのサンデードライバーでなければ楽にクリアできるハードル」というのはずいぶんと言い過ぎなのでは?それとも著者さんはよほどガソリン食いの大型車にお乗りなのでしょうか?