「答えはあるの?」高速道路の渋滞時「左・中・右」どの車線が早いのか? 実は「集団意識」が大切だった?

高速道路を利用する場合、渋滞は嫌なものです。そうした際に「少しでも早く進みたいと考える人」は少なくありません。では左車線・真ん中車線・右車線では、どれがもっとも早く進むことができるのでしょうか。

渋滞からすぐにでも抜け出したい!左・真ん中・右車線で早い車線はどれ?

 ゴールデンウィークには、家族や友人などと高速道路を利用するドライブに出かける予定を立てている人が多くいます。
 
 そんなゴールデンウィークの長時間ドライブにおいて心配されるのは、高速道路の渋滞です。
 
 毎年ゴールデンウィークの時期には長距離におよぶ渋滞が発生しており、2021年はコロナ禍にもかかわらず、41.1kmもの渋滞が発生した場所もありました。
 
 できることなら、渋滞を早く抜けたいと考えるものですが、3車線ある場合には左車線・真ん中車線・右車線ではどの車線を走行するのがもっとも早く進むことができるのでしょうか。

渋滞時に悩む「左・真ん中・右、どれが早い?」という疑問は解決する?
渋滞時に悩む「左・真ん中・右、どれが早い?」という疑問は解決する?

 渋滞時の「3車線のうち、左車線・真ん中車線・右車線どれが早い?」というテーマはこれまでもさまざまな議論がありました。
 
 そもそも、高速道路において渋滞が発生する要因として、追い越し車線へクルマが集中することが挙げられます。

 これは、少しでも早く進もうと追い越し車線にクルマが集まる過程で無理な割込みなどにより、後続車がブレーキなどを多用することで渋滞が発生するというものです。

 実際に高速道路上に掲示される横断幕には「追い越し車線から渋滞が始まる」と書かれていることもあります。

 また、2017年にNEXCO東日本がおこなった実験では、追い越し車線の交通量が6%減少すると、渋滞時間が1.5時間削減、最大渋滞長が12km減少するという結果が報告されています。

 このような車線の利用について、NEXCO東日本の担当者は、以下のように話します。

「渋滞時の状況によるため、もっとも速く進むことのできる車線はありません。

 渋滞時であっても、基本的には『キープレフト』で左車線を走行することを推奨しています」

 NEXCO東日本のホームページで公開されている「ゴールデンウィーク期間の高速道路における渋滞予測と対策について」においても、「高速道路の左車線は走行車線、右車線は追越車線です。追い越しを終えたら走行車線へ戻り『キープレフト』を守りましょう」と説明されています。

 実は、左車線を走行しなければいけない理由には、道路交通法第20条の「車両通行帯」が関係しており、以下のように記載されています。

「車両は、車両通行帯の設けられた道路においては、道路の左側端から数えて一番目の車両通行帯を通行しなければならない。

 ただし、自動車は、当該道路の左側部分に三以上の車両通行帯が設けられているときは、政令で定められているところにより、その速度に応じて、そのもっとも右側に通行車両帯以外の車両通行帯を通行することができる」

 つまり、片側2車線の場合には、前のクルマを追い越す際のみ右車線を走行し、基本的には左車線を、片側3車線の場合には、左側と真ん中の車線を走行する必要があります。

 さらに、渋滞しているからといって右側車線を使用し追い越したまま常に右側車線を走行する行為も、前述の違反に該当します。

 高速道路の渋滞にはまってしまった際に、混雑のなかなるべく速く進行するために右車線で追い越しをしようと考える人が多くいるかもしれませんが、追越車線にクルマが集中してしまうことによって渋滞が発生しやすくなってしまいます。

 渋滞を避けるためにも、ルールやマナーを守って左側、もしくは真ん中の車線を走行することを心がけましょう。

【画像】なに? あの赤いの? 渋滞表示の「赤い△」ってどんな意味?(14枚)

【NEW】自動車カタログでスペック情報を見る!

画像ギャラリー

1 2

自動車業界の最新情報を見るなら【くるタイムズ】

あなたの愛車を最高値で売却しませんか?

最新記事

コメント

4件のコメント

  1. 単純に自分がいる場所から高速をどれだけ使うかによってどの車線を使うかどうかの話であって、一概のどの車線がいいなんてこたがそもそもない。

  2. 走行車線で捌ききれるくらいの車の量なら渋滞しない

  3. 追い越し車線への車線変更で渋滞が発生するのならば東名の東京~厚木間を一車線にして渋滞しないのか
    実験してほしい。

  4. 大事な事は必要のない車線変更により後続車にブレーキを踏ませない事。ブレーキランプ点灯の連続で渋滞が発生するのだから、それくらい考えればわかるだろうに。