新車272万円! トヨタ「C-HR」の角度で色が変わる「斬新ボディカラー」がスゴイ! “豪華アイテム”詰め込んだ特別モデル「Mode-Nero Safety Plus III」とは

トヨタがかつて国内で販売していた初代「C-HR」にはユニークな特別仕様車が設定されました。なかでも、最後の特別仕様車として登場した「Mode-Nero Safety Plus III」とはどのようなモデルだったのでしょうか。

見る角度で色が変わる特別カラーを設定!

「C-HR」は、トヨタがかつて国内で販売していた、人気のクロスオーバーSUVです。
 
 初代モデルは2016年から2023年までの発売されたのですが、現在は欧州などで2代目モデルが登場しており、海外モデルとして独自に進化しています。

いろんな色に見える「イナズマスパーキングブラックガラスフレーク」をまとった「C-HR」
いろんな色に見える「イナズマスパーキングブラックガラスフレーク」をまとった「C-HR」

 そんなC-HRですが、初代モデルが国内で販売されている間に、さまざまな特別仕様車が登場しました。

 そのなかに「Mode-Nero Safety Plus III(以下、モードネロ セーフティプラスIII)」という、美しいカラーリングが特徴のモデルがありました。どのような特徴があったのでしょうか。

 モードネロ セーフティプラスは、2020年にシリーズ最初のモデルが追加され、翌2021年には仕様を変更した「モードネロ セーフティプラス II」が登場。さらにその翌年の2022年に発売されたのが、シリーズ3番目かつ最後の特別仕様車となったモードネロ セーフティプラスIIIでした。

 モードネロ セーフティプラスIIIの最大の特徴がボディカラーに「イナズマスパーキングブラックガラスフレーク」という特別設定色が用意されたことです。

 このイナズマスパーキングブラックガラスフレークは、ブラックの中にゴールドのラメが散りばめられたようなカラー。そのため、見る角度によって、ブラックに見えたり、ゴールドに見えたりする、光の当たり加減ではモスグリーンっぽく見えることもあるという不思議な色でした。

 もともとはトヨタのミニバン「ヴォクシー」の特別仕様車に設定されていた「幻のカラーリング」でしたが、モードネロ セーフティプラスIIIで復活を遂げたという具合です。

 ほかにも、予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense」や「レーントレーシングアシスト」、「ロードサインアシスト」「パノラミックビューモニター」といった充実の安全機能のほか、ベージュのステッチを施した専用シートも装備。

 C-HRの特別仕様車モードネロ セーフティプラスIIIは、ゴージャスな内外装に充実の安全装備を備えたハイレベルな一台でした。

※ ※ ※

 C-HRの特別仕様車モードネロ セーフティプラスIIIの価格(消費税込)は272万5000円から305万5000円。

 もともと人気車種ということもありますが、C-HR最後の特別仕様車であるモードネロ セーフティプラスIIIは貴重なモデルとして、中古車市場でも高額となっています。

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Writer: 大西トタン@dcp

(株)デジタル・コンテンツ・パブリッシング所属の編集者・ライター。幼少期に父親と一緒に灯油でエンジンのプラグを磨いたのをきっかけに車好きになる。学生時代はレーサーを目指しカートに挑むも挫折。現在は磨いた腕と知識を武器に自動車関係の記事をメインに執筆。趣味は週末に愛車フリードでのグルメ自販機巡り。

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