「ハイウェイホテルって知ってる?」 車中泊より断然快適! 高速降りずに「寝れる」場所とは
昨今では「車中泊」が人気となっています。高速道路のサービスエリアやパーキングエリアなどで仮眠する人もいますが、それよりも断然快適な「ハイウェイホテル」という施設が設置されているところもあります。一体、どのような施設なのでしょうか。
ハイウェイホテルってどんな施設?需要はあるの?
GWといった長期休暇では、高速道路を利用して遠出する人も多いでしょう。
ただ、旅行の予定や仕事の都合によっては、自宅を早朝もしくは深夜に出発せざるを得ないこともあります。
そんな高速道路には「ハイウェイホテル」という施設が設置されているところもあります。一体、どのような施設なのでしょうか。
ハイウェイホテルとは、その名の通り高速道路上のサービスエリアやパーキングエリアなどに建設されている宿泊施設になります。
通常のホテルのように、シングルやダブル、ツインなど、部屋のタイプを選択することができ、ファミリーで宿泊できるような大きな部屋が設けられているホテルもあります。
また、ホテルによっては入浴設備が何度でも無料で使用できるようになっている場合もあり、宿泊者が快適に過ごせるようになっています。
そんなハイウェイホテルの魅力は、高速道路から降りずに宿泊ができるという点です。
通常のホテルの場合、宿泊するためには、近場のインターチェンジで一度高速道路を降りる必要があります。
一般的に高速道路の利用には、通行料金に加えて利用料金が掛かりますが、一度高速道路を降りてしまうと再度乗った際には利用料金を再び支払うことになってしまいます。
こうしたことを考慮すると、高速道路から降りずに宿泊できるのはコストカットにつながるうえに、起きてすぐに高速道路を走行できるため、一度一般道路に降りるよりも手軽に目的地へ向かうことができるでしょう。
NEXCO中日本のグループ会社でサービスエリア/パーキングエリアの施設運営などを担う中日本エクシス株式会社の担当者は、自社が管轄するハイウェイホテルについて、「新型コロナウイルス感染症流行前後で利用するユーザー層や需要などには変化が見られます」と話します。
では、ハイウェイホテルを利用するユーザー層はどのようになっているのでしょうか。
前出の担当者は「コロナ禍以前は、ビジネス・ファミリー・トラックドライバー・バスドライバーなど多岐に渡っていましたが、コロナ禍においては、観光バスのドライバーの利用はほとんどなくなりました」といいます。
また、需要については「コロナ以前の稼働率は、通年95%以上あり、常に満室が多い状態で予約が必須でした。しかし、コロナ禍の現在では利用客数がやや減少し、突発的な予約でも受けられることがある状況となっています」と話します。
コロナウイルスによって、ホテル業界、観光業界は大きなダメージを受けていますが、それはハイウェイホテルも例外ではないことがうかがえます。
そんなハイウェイホテルですが、例年ゴールデンウィークの際には予約開始直後から満室の状態になることが多いようです。
2022年の予約もすでに受付が開始されていますが、予約状況はどのようになっているのでしょうか。
前出の担当者は、ゴールデンウィークの予約状況について以下のように説明します。
「当日に予約状況が変動する可能性がありますので、本年も例年同様に需要が高騰していると認識しております」
昨年までは外出自粛の動きが強まっていた国内ですが、現在(2022年4月)では、3月21日に「まん延防止等重点措置」、いわゆる「まん防」も解除され、夜間の飲食や県外への外出をおこなう人も増えているようです。
なお、前出の担当者はハイウェイホテル(東名高速道路の足柄SA「レストイン時之栖」の場合)の予約について、「宿泊キャンセルは前日まで無料ですので、お早めのご予約のもと計画していただければ、 満室でご予約できないということは避けられますし、変更などもご対応可能です」といいます。
またNEXCO東日本では東北自動車道の佐野サービスエリア(上下線)内に「ファミリーロッジ旅籠屋 佐野SA店」。
NEXCO西日本では山陽自動車道の宮島サービスエリア(上り線)内に「ファミリーロッジ旅籠屋 宮島SA店」、関門自動車道の壇ノ浦パーキングエリア(下り線)内に「ファミリーロッジ旅籠屋 壇ノ浦PA店」などが存在します。
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全国各地に点在するハイウェイホテル。2022年のGWは利用してみるのも良いかもしれません。
最近は、ら抜き言葉も使う人が多くなったよね。言葉は生き物だから、時代によって使い方が徐々に変わっていくのは理解できるのだけれど、個人的には使う言葉によってまだ違和感を覚えることがたまにあります。
タイトルで違和感を覚えました。口語ではままある表現ですが、文字で残るといかがなものかと。言葉は変化していくものだと理解しつつも…。
そりゃあ、車中泊よりも快適性が劣るホテルというのは、そんなに無いと思うけど。車中泊の最大のメリットは経済性にあるのは明らか。車中泊を引き合いに出して記事にするのなら、せめて紹介しているホテルの宿泊料金くらい示すべきだろう。こんな中途半端な記事を読むと、書いた本人よりも掲載を認めた編集部の力量に疑問を感じる。