これが本命!? メルセデス新型「Cクラス」に第3のボディ「オールテレイン」登場! SUVにない魅力とは?

2022年1月に日本で登場したのがメルセデス・ベンツ「Cクラス・オールテレイン」です。Eクラスに続くオールテレイン第2弾で、SUV譲りの走破性とワゴンの実用性を併せ持つクロスオーバーになります。いったいどんなクルマなのでしょうか?

新型Cクラスで唯一の4WDはこのCクラスオールテレイン

 メルセデス・ベンツの売れ筋モデルである「Cクラス」は日本でも人気が高く、累計10万台が売れた従来型のW/S205型は、2015年から2019年にかけて、このクラスの輸入車の販売でナンバーワンに君臨したほどでした。

 そんなCクラスがモデルチェンジしたとなると、どんなクルマか気になっている人も少なくないことでしょう。

 今回、そこにさらに歴代Cクラスで初めてのクロスオーバーモデル「C220d 4MATIC オールテレイン」が加わりました。名称のとおりディーゼルエンジンに4MATICの組み合わせで、価格は796万円(消費税込)です。

メルセデス・ベンツ新型「Cクラス オールテレイン」
メルセデス・ベンツ新型「Cクラス オールテレイン」

 Cクラスステーションワゴンに対し、最低地上高が約40mm高められていて全高は1495mmとなります。

 スタイリングは見てのとおり、Cクラスワゴンをベースに、一連のメルセデスSUVと共通性のある力強いデザインのシングルルーバーフロントグリルをはじめ、専用の前後バンパー、アンダーガード、ホイールアーチ、サイドシルガードなどを装着してSUVらしさを強調しています。18インチ5スポークアルミホイールも専用デザインを採用しています。

 ふたつの大きな画面が並び、航空機エンジンのナセルを想起させる斬新なデザインのエアコン吹き出し口を備えたインテリアは、ほかのCクラスと同じく、先進性と高い質感が同居した印象的な空間を創出しています。地上高が40mm高められたことで乗降しやすく、アイポイントも適度に高まって見晴らしがよくなっています。

 エンジンは200馬力・440Nmを発生する2リッター直列4気筒クリーンディーゼル「OM654M」のみの設定で、これに9速ATの「9G-TRONIC」が組み合わされ、その間に最大で20馬力(15kW)、208Nm のブーストが可能なマイルドハイブリッドシステムのISGが挟み込まれています。

 太いトルクと低燃費を誇るクリーンディーゼルエンジンと、電気による緻密なサポートを組み合わせた相乗効果で、よりスムーズな加速感と燃費の低減の実現が期待できるとおり、ドライブフィールも良さを実感させる仕上がりです。

 踏み始めから力強く加速し、欲したとおりにトルクを生み出してくれるのでコントロールしやすく、市街地から高速道路までどこでも余裕を感じながら走ることができます。

 Cクラスで唯一、4MATICが選べるのもポイントです。メルセデスの4MATICにはいくつかのタイプがありますが、Cクラスオールテレインには、前後駆動力配分が45:55の固定式フルタイム4WDが搭載されており、路面を問わない安定した走りを提供してくれることが期待できます。

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